がーすー

新卒5年で大企業の総合職からベンチャー企業に転職。 かつての自分のように悩んでいる20…

がーすー

新卒5年で大企業の総合職からベンチャー企業に転職。 かつての自分のように悩んでいる20代の背中を押すために、何ができるか日々考えながら生きています。 趣味はフルート・作編曲・麻雀・ボードゲーム。 人生観や音楽活動について発信予定。

最近の記事

  • 固定された記事

幸福度と年収は比例しない

就職活動において、年収は誰もが考慮する重要な要素です。 私も新卒で、そんな就職活動をしていました。 結果、30代前半で1000万円近くの年収が確約された、業界大手の総合職の内定を獲得します。 当時は本当に嬉しかったです。意気揚々と入社式に出席したのを覚えています。 しかしその後私は、人生観を根底から覆す重大な事実に気付き、5年で退職することになります。 最後に上司に伝えた言葉です。 この事実に決定的に気づいてしまった、私にとっての人生の分岐点。 27歳の誕生日の話を

    • 指揮台から見えたもの

      先月、指揮者として参加した吹奏楽の演奏会が無事終演しました。 このご時世の中、出演を予定していた団員が1人も欠けることなく本番を迎えられたことに、ひとつホッとしています。 7年前社会人になったばかりの私は、演奏技術ではない純粋な音楽の楽しさを、今の楽団に教えてもらいました。 だからこそ本番は何があっても、どんなに不恰好でも、みんなに「音楽って楽しい!」って思ってもらう。 それを最優先事項にして、指揮台に立ちました。 そしてそんな私の気持ちに応えるように、演奏中の奏者の笑

      • 緊張する場面で、何を考えればよいか

        大人数の前で話すことって、緊張しませんか。 私は今でも結構緊張します。 大人数でなくても、 上司に提案する時 初対面の人に話しかける時 など、人との関わりの中で緊張する場面は日常的にあると思います。 今日は、緊張する場面で、何を考えればよいかという話を、楽器演奏の経験を絡めてお伝えしたいと思います。 楽器演奏と緊張中学生の頃、私は吹奏楽部でフルートを吹いていました。 吹奏楽では、曲中にソロパートといって特定の1人にスポットが当たる部分があります。 合唱やダンスで

        • 指揮者のおしごと

          皆さんは、アマチュア楽団の指揮者に対してどんなイメージをお持ちでしょうか。 今回は、 これから指揮をやってみたい 指揮者って腕振ってるだけでしょ と思っている方へ、アマチュア指揮者の仕事内容を知ってもらいたいと思い、記事にまとめてみました。 指揮者のおしごといろいろやってみるとわかるんですが、みんなの前で腕振ってるだけじゃないんですよね、これが。 指揮台に立つのは、やること全体のほんの一部です。 スコアの糊付け 指揮者が見る、全パートが記載された楽譜のことをス

        • 固定された記事

        幸福度と年収は比例しない

          子持ちの上司は「妻を世界一愛している」と言った

          転職先に、めちゃくちゃカッコイイ上司がいるんですよ。 いや、皆さんカッコイイんですが、とりわけ尊敬している上司(推定40歳男性)がいます。 今回は、そんな私の心を射抜いた上司のセリフ集です。 全部同一人物です。 では、どうぞ。 「残業は、仕事のできない奴のすることだから。じゃ👋」いつも定められた時間に帰ります。 ダラダラ残業しません。 上司が残っていると、部下が維持しようとする生産性の基準が下がるんですよね。 ちなみに飲み会も不必要に残らないし、疲れていそうな部下が

          子持ちの上司は「妻を世界一愛している」と言った

          ひそかな楽しみ

          今回の話は、何のタメにもなりません。 それでも良ければ、読んでいただけると嬉しいです。 実は私には、ひそかな楽しみがあります。 とっておきの癒しになる曲をスマホで持ち歩いているのですが、その曲を外で聴くのが、最高なんですよね。 どんなASMRよりも癒しになる曲… それは、自分で作った曲です。 趣味でDTM作曲をかじっているのですが、それで作った曲を持ち歩いて自分で聴くのが、たまらん。笑 何回でもリピートしてしまう。 自分で最高だと思った旋律を自分好みにアレンジしてるの

          ひそかな楽しみ

          受験に失敗した従姉妹に伝えたこと

          私には、この春大学生になった従姉妹がいます。 高校での成績は、決して悪くはなかったそうです。 しかし残念ながら受験には失敗し、今は第三志望だった大学に通っています。 そんな中、先日、親戚で「受験お疲れ様会」的な集まりがありました。 「お祝い会」ではなく、「お疲れ様会」です。 進学先は決まったものの、受験に失敗している手前、話題を振るにもどこかぎくしゃくした雰囲気がありました。 誰かが 「大学は楽しい?」 と聞いても、 「まだ始まったばかりだから・・・」 みた

          受験に失敗した従姉妹に伝えたこと

          体調崩して絶望した話

          先週末、体調を崩しました。 5日くらい何も活動できませんでした。 声は出ないし、身体中痛くて立てない。 週末に控えていた家族イベントも、友人の誕生日会も、楽団の練習も、アンサンブル練習も、全てドタキャンになりました。 転職して間もないので有給は取れずに欠勤扱いになり、会社の新人歓迎イベントは延期になりました。 絶望。 頭が真っ白になりました。 自分のせいでどれだけの人に迷惑がかかったのか。 体よりも、メンタルにきました。 現在は回復し、仕事にも復帰しています。

          体調崩して絶望した話

          なぜ上手な演奏を目指すのか

          「音程合わせて!」 「縦を揃えて!」 指揮者は檄を飛ばします。 アマチュアの楽団ではよく見る光景です。 もともと向上心の強い人や、学生時代に厳しい部活を経験した人にとっては、こういった指揮者の指摘は自然に受け入れられるでしょう。 音程が悪ければチューナーで確認して、リズムが転んでいたらメトロノームでゆっくりから個人練習をしなければいけません。 ただ、そうストイックに練習できる人ばかりではないのも事実です。 コンクールに出場するわけでもない楽団で、上手な演奏を目指す理

          なぜ上手な演奏を目指すのか

          恋人ができても結局悩む、たったひとつの理由

          リア充という言葉があります。 広義では人生を謳歌している人のことを指し、狭義では恋人がいる人のことを指します。 私は中高一貫の男子校出身なので、中高時代に彼女がいる人種はとても希少で、そういう人は羨望の気持ちを込められて「リア充」と揶揄されていました。 おそらく女子校でも大体似たような感じではないでしょうか。 女子大でもない限り、大学に進学すれば異性がたくさんいて、そんなチェリーボーイズやピュアガールズもどんどんリア充の仲間入りをしていきます。 私は大学に入ってから

          恋人ができても結局悩む、たったひとつの理由

          選択で迷ったときに考えること

          進学・就職・引っ越し・結婚… 人生は選択の連続です。 皆さんはこれらの場面で、自分の意思決定に後悔するかもしれない、と躊躇して足踏みした経験はないでしょうか。 転職するかしないかの問題などわかりやすいと思います。 今回は、そんなビビってしまいそうな時に私が考えることをお伝えしたいと思います。 いい人生とは少し話はズレますが、「いい人生」とはどういう人生だと思いますか。 死ぬ前に「いい人生だった」と胸を張って言える人は、どんな時を過ごした人でしょうか。 私には1つの考

          選択で迷ったときに考えること

          3回目の転職で学んだこと

          この春、3回目の転職で大好きな会社を辞めました。 業績は好調だったし、業務内容も不満はありませんでした。 事業拡大に伴い、とても綺麗なオフィスに引っ越したばかりです。 リニューアルされたホームページのクオリティは非常に高く、何度も見てはニヤついてしまうくらい、大好きな会社でした。 学んだことそんな大好きな会社を辞めることになった今、どうしても伝えたいことがあります。 3社目で過ごした1年間で私が学んだことです。 上司が全て 結局、働きやすさは人が全てです。 その中で

          3回目の転職で学んだこと

          終身雇用という無理ゲー

          そう思っているあなたに、私は言いたい。 新卒で入社した会社に定年までいるというのは、マッチングアプリで最初に会った人と結婚するようなものだと。 子育ては奥さんがする 若手は先輩が帰るまで残る 孫の顔を見せるのが親孝行 そんな価値観は今や昔。 にもかかわらず、いまだに多くの20代が捨てきれずにいる幻の価値観 会社は定年まで勤めるかもしれない について、いかに無謀なものであるか、実体験に基づいてお話しします。 企業の短命化前提として、企業の寿命は年々短くなっていま

          終身雇用という無理ゲー

          楽器の上達に必要な4つの思考法

          年初にドラムを始めてから、100日が経ちました。 普段は吹奏楽団でフルートを吹いていますが、実はほかにもいくつか楽器経験があります。 ピアノ(3歳〜18歳) フルート(14歳〜) ヴィオラ(19歳〜22歳) ドラム(29歳〜) ドラム以外はどれも、人前で演奏できるレベルにまでは磨き上げたつもりです。 就活では、「夏休みを返上して毎日ヴィオラを猛特訓した」というエピソードだけで内定を取りました。 「どうしてそんなに短期間で演奏できるようになるのか」とよく聞かれます

          楽器の上達に必要な4つの思考法

          これがメンタルダウンか…

          そうして毎日をただひたすら耐え忍んで出勤しているあなた。 メンタルダウンは他人事だと思っていませんか? もし自分には関係のない話だと思っていたら、それは大大大間違いです! かく言う私も、まさか自分がメンタルダウンを経験するなんて思ってもいませんでした。 友人にも恵まれ、ポジティブな性格から滅多に落ち込まないので、おそらく知り合いから見ても意外だったと思います。 残業もありましたが健全な範囲でした。 そんな人にも、メンタルダウンは突然訪れます。 私は新卒で入った会社で2

          これがメンタルダウンか…

          誕生日はもう、怖くない

          誕生日を迎えた同世代の友人は、そう口にしては老いを嘆きます。 この年齢になると、結婚に対して焦りを感じる声も少なくありません。 特に女性は出産や肌の状態など、加齢による生理的な影響が大きいため、どうしてもこのような思考回路が働きやすいのでしょう。 結果として、多くの20代・30代女性が歳を重ねることを後ろ向きに捉えています。(もちろん男性にも当てはまります) しかし、そもそもなぜ歳をとることが悲しいのか、真剣に考えたことはあるでしょうか。 今回は年齢に焦りを感じる20代

          誕生日はもう、怖くない