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グローバル気候マーチ0422に連帯する声明(自販機産業ユニオン)

 現在、気候危機は大変深刻な状態で、地球の気温は産業革命からすでに1℃上昇しています。国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書によれば、気温の上昇をあと0.5度未満に抑え込まなければ、地球環境は以前の状態に戻れなくなると言われています。具体的には2030年までに二酸化炭素排出量を半減、2050年までには純排出量をゼロにしなければなりません。
 この目標を実現するためには、レジ袋の有料化等の小手先の努力や企業の掲げるSDGsのような企業努力による二酸化炭素削減では到底間に合いません。社会の在り方から見直し、企業活動そのものが生み出す二酸化炭素を大幅に削減する必要があるのです。資本主義での利益優先の企業活動は、地球環境を破壊し続け、様々な気候変動を引き起こしています。私たちは地球で暮らしていくために、これを阻止しなければなりません。
 日本自動販売システム機械工業会のデータによれば、日本には約240万台もの飲料自販機があり、一人当たりの自販機台数は欧州の約400倍、面積当たりの設置台数はアメリカの約15倍と、世界一の自販機大国です。自販機はそれ自体も二酸化炭素を排出しますが、飲料を作る工場やトラック運送の際にも多くの二酸化炭素を排出しています。また、期限切れや加温劣化等で大量の食品ロスや、消費者を飽きさせないために幾度となく繰り返される商品パッケージのリニューアルによる、プラスチックダミーの廃棄など、環境負荷が非常に大きいのです。
 自販機企業は「飲み物を必要な人に売るため」ではなく「儲けるため」に自販機を設置していくため、各社の競争は激化し、必要以上の自販機が街中に溢れています。そして、その競争は私たち労働者の低賃金で圧倒的な長時間労働によって支えられています。つまり、自販機業界は利潤を得るためだけに、環境破壊を押し進め、私たち労働者を奴隷のように酷使しているのです。私たち自販機産業ユニオンはこういった状況を許しません。
 私たちは自販機業界で働く労働者の代表として、自販機業界に以下を要求します。

【要求事項】
1、業界で協力して無駄な自販機の削減とCO2排出を削減してください
2、8時間労働で生活できる賃金を設定してください
3、自販機業界と自販機産業ユニオンでの、気候危機に関する議論の場を設けてください

 現在、世界ではZ世代を中心とする若者たちが、学校ストライキなどの大規模な抗議活動を通じて、気候変動を引き起こす社会のシステムに対して異議を唱えています。私たちは気候活動家のグレタ・トゥーンベリさんや、#FridaysForFuture、#ClimateStrikeの活動に強く賛同するとともに、将来世代により良い地球環境を残し、すべての人たちの権利が保障される社会をつくるためにも、企業活動に真っ向から立ち向かい、経済界に対して抗議の声明を出します。

2021年4月22日
自販機産業ユニオン
総合サポートユニオン


 以下の写真は、自販機産業ユニオンの組合員(飲料自販機会社のルートドライバー)がグローバル気候マーチ0422に連帯する行動の様子です。

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