【(株)テクノプロ】で働く無期雇用派遣社員が団体交渉中です!

【(株)テクノプロ】休業により月手取り10万円

 組合員のAさんは、株式会社テクノプロで無期雇用派遣として雇用されています。しかし、コロナの影響により、派遣先を紹介されずに4月から休業を命じられており、徐々に休業手当を減らされて、10月からは休業補償は最低賃金×166時間まで減らされ、社会保険や税金な1どを控除されると月の手取りで10万円ほどになってしまいます。
 月10万円ほどでは、自分や家族が病気や怪我による入院などでお金が必要になった時に払えるお金もありません。もちろんGO TO キャンペーンを利用する余裕もありません。

 こうした窮状を団体交渉で会社役員に訴えましたが、聞き入れられず、『私だったらその給料では我慢できないので転職します』という驚きの回答が返ってきました。
 このコロナ禍で退職や転職を示唆するような発言をする役員に、Aさんは失望しています。いかに労働者の生活を軽視しているのかがよくわかる発言です。Aさんは「想像力が欠如しているとしか思えない」と憤ります。

 ちなみに会社経営が傾いているという説明もなく、役員報酬がカットされたなどという情報もありません。

【(株)テクノプロ】は「求人詐欺」的な企業だと私は思います!

 (株)テクノプロは求人情報などに記載された月収や年収を支払っていません。面接時に、求人情報に書いていなかった「大学院卒でないから」という理由を突然持ち出して、「求人情報より月給2万円下がるけど、それでも良ければ今すぐに内定出せます」と求職者の足下を見るような卑怯なことを言ってきました。

 会社によれば、同社では大学院卒ではない採用者のほとんどが、求人情報より2万円低い条件で採用されていたそうです。しかし、この事実をそのまま明らかにすると、応募する人が減るかもしれないからという理由で、会社はこの情報を面接時に初めて告げていたそうです。これでは、あえて実際とは異なる労働条件を求人に記載して人を集めようとする「求人詐欺」ではないかと批判されても仕方がないのではないでしょうか。

 さらに、ボーナス査定にも稼働率(派遣先での就業期間)をかけられ、派遣先を見つけてもらえなかった期間があったことなどから、本来貰えると説明されていた額の1/6~1/3以下程度の額しか貰えませんでした。派遣先を会社に見つけてもらえなかった際にボーナスが下がるという説明は面接時にも入社後にも1度もされていませんでした。
 派遣先が見つからないのは、会社の責任でもあるのに、実質的な「ペナルティ」を課されるのは労働者本人だけです。
 さらに、経営状況が特に悪いわけでもないのに、次回のボーナスは0と宣告されました。理由はコロナの影響で派遣先就業ができていない(しかし休業は会社からの命令)から、という不可思議なものです。

 Aさんは、無期雇用派遣だから少しは安定した生活が送れるかと期待して入社しましたが、有期雇用や非常勤アルバイトのほうがまだ収入も高く安定していました。

 テクノプロは無期雇用派遣の意味をきちんと理解して、派遣会社の役割を果たしてください!

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コメント (1)
北大阪合同労働組合:迷言連発!テクノプロと団体交渉
2019.10.18
大手派遣会社テクノプロと交渉

10月11日に、大手技術系派遣会社のテクノプロと一回目の団体交渉を行いました。

派遣先での業務とは別に、派遣元であるテクノプロからの指示で行っている業務(勤怠入力やメールチェック、経歴書の更新、評価面談の資料作り、CSR研修など自宅でパソコンを使って行う業務)について賃金を支払うことを求めたのに対し、テクノプロの回答は

・勤怠入力と経歴書の更新、CSR研修については、ユニオンショップ協定を結んでいるUAゼンセン人材サービスゼネラルユニオン(JSGU)と協議の上、「Web入力手当」として月500円支払っている(←日500円ではないことに注意)
・メールチェックは本人の自由を拘束しているわけではないので、労働時間とは認められない(←!!?!?)
・評価面談の資料作りについては申請すれば支払う
というもの。
今回の交渉ではこのテクノプロ側の珍妙な回答を巡り議論が紛糾することに。
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