部下とのコミュニケーションに悩んだ時に。 (ソーシャルスタイルについて)
仕事仲間とのコミュニケーションにおいて、重要なこと。
何か気づいたことがあっても、突発的にコミュニケーションを取ってしまうことがありました。改善点をどんどん見つけていこうということで、指摘ば
かりになっていた時期がありました。ネガティブな指摘は2割程度に止めて、ポジティブな会話を増やすということが、できていないことがありました。
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さらっと、悩みがあることを伝えると「ソーシャルスタイル」という言葉を教えてくれました。「ソーシャルスタイル」とは、自己主張が多いか少ないか、感情表出が多いか少ないか、で4つに分類するという対人スキル向上のテクニックであるということを教えてくれました。
なんとなく、それぞれのスタイルに応じたコミュニケーションを取ってきたつもりでしたが、4つに分けるというのは、直感で良いと思いました。
私自身、10通り、100通り、1000通りの性格に対応した教育をしているつもりでも、それほど繊細な対応ができているとは到底思えません。4つに分類して、それぞれの特徴と対策をしっかりと取ることで、相手にとって気持ちがいいコミュニケーションができるだろうと思い、即実践しました。
ドライピング(実行型)
感情表現を抑えて、自己主張が強いタイプ。
・競争心が旺盛
・成果にこだわる
・冷静に見える
・行動が速い
・論理を重視
経営者やマネージャーはこの傾向が強いようです。
■対策
指示されるのが嫌い
仕事に厳しい
せっかち
目的達成
エクスプレッシブ(直感型)
感情表現をして、自己主張が強いタイプ。
・直感的に行動
・熱中しやすい
・形式ばらない
・周囲から認められたい
・表情が豊かで、話し好き
■対策
話とアピールが好き
時間に厳しくない、気分屋
自分で決めたいし、他人の評価を重視
アナリティカル(分析型)
感情表現をせずに、意見を聞くタイプ。
・控えめ
・堅苦しく見える
・粘り強い
・慎重で計画的
・形式や論理を重視
■対策
納得できれば協力的
じっくりで厳格
リスクをとらない、事実やデータを重視
エミアブル(温和型)
感情表現をして、意見を聞くタイプ。
・親しみやすい
・協力的な態度
・依存心が強い
・世話好き
・人間関係重視
■対策
話好きで協力的
時間に厳しくなく、じっくり対応
相談にのってほしい
4つのソーシャルスタイルを意識して、教育上のコミュニケーションをとると、前よりももっと組織がポジティブにまわっていくようになりました。意外とこういった知識を知っているか知らないか、大きく変わることがあります。
積極的に情報収集して、即実践していこうと改めて思いました。
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