ミズ

食べることが好きな人生再編成中の25歳女社長。 入院中の時間でnoteを書くよ。 世界…

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食べることが好きな人生再編成中の25歳女社長。 入院中の時間でnoteを書くよ。 世界をいっしょにおもしろくしよう。

最近の記事

好きという感情の理解

これまでの人生で人を本気で好きになったという自覚があるのは中学1年のときまでで、それから高校、社会人と経験してきて「好き」とはどういうことか、わからなくなった。 あるひとは 何をしていてもその人の顔が浮かぶ、らしいし、 あるひとは お金がなくてもこの人さえいればいい、と思うらしいし、 あるひとは 無自覚なほどにそのひとに依存している。 正直言ってこのすべてが私にとっては「理解ができない」ことがらである。 そもそも「好き」という感情は「理解するもの」なのかどうかすら、これ

    • 骨折が完治したと思ったら、臼蓋形成不全が発覚して寛骨臼回転骨切り術で入院した25才女の話 #4

      人生初の入院生活で人生で初めて深く「看護」というものに触れる機会ができた。 私の病室のほかにもどんな患者がいるのか聞こえてくる音でなんとなくわかることがある。 この十数日間でも様々な人が多種多様な症状を抱え入院している様子がうかがえる。それを支えるのは紛れもなく「看護」という仕事である。 また看護にも、同様にそれを支える人が存在する。 医者、看護師、看護助手、理学療法士、事務さん、病室の清掃員、ゴミ収集、備品整理、病院食を作る人、はたまたその仕入先、、、 たどっていけば

      • 骨折が完治したと思ったら、臼蓋形成不全が発覚して寛骨臼回転骨切り術で入院した25才女の話 #3

        今日は入院時の排泄についうて書こうと思う。 ドラマでしか見たことがないような手術室にはいったあと、上裸で寝かされたあとから、記憶がない。 目が覚めた時には病室にいた。 そのときすでに膀胱に管が差し込まれており、尿意を感じる前にその管から尿の排泄がされるようになっていた。 ずっと寝たきりで、寝返りもうてず満足に起き上がれもしない状況が何日も続いて、運動量が減ることで便が出にくくなった。 記憶に残っている日数はおよそ7日 まともに便がでなかった。 途中で下剤や座薬を駆使し

        • 骨折が完治したと思ったら、臼蓋形成不全が発覚して寛骨臼回転骨切り術で入院した25才女の話 #2

          21年10月24日に入院して12日が過ぎた。 この12日間はなかなか大変で、入院前に覚悟していた以上に気持ちが落ち込んでしまった。 13日目にさしっかっている今日、車いすでこの記事を書いている。 私にとっては大きな変化である。 手術して1週間はほぼ寝たきり、尿の排泄も差し込まれた管でおこなわれる。ただ便に関してはそうはいかず。 寝たきりのお尻の下に桶のようなものを置いて、排せつ物を出すようだった。 入院して羞恥心などくだらないものだと心から実感した。 睡眠時は寝返りも

        好きという感情の理解

        • 骨折が完治したと思ったら、臼蓋形成不全が発覚して寛骨臼回転骨切り術で入院した25才女の話 #4

        • 骨折が完治したと思ったら、臼蓋形成不全が発覚して寛骨臼回転骨切り術で入院した25才女の話 #3

        • 骨折が完治したと思ったら、臼蓋形成不全が発覚して寛骨臼回転骨切り術で入院した25才女の話 #2

          骨折が完治したと思ったら、臼蓋形成不全が発覚して寛骨臼回転骨切り術で入院した25才女の話 #1

          2021年10月24日 17時35分 病棟の共有スペースでいまこの日記を書いている。 25歳女性 自分の会社を設立して間もなく4か月の入院生活にはいる。 入院まえにこれでもかとおいしいものをたらふく食べた結果8キロ太った状態での入院初日を迎え、近年の病院食をなめていた私が最初に病院でしたことは、手術も検査でもなく、ランチと昼寝である。 日本はまだ平和である。 それはさておき。 何も考えず文を綴って、時間だけが過ぎていくが4か月という短くない時間を、どう過ごすのか、

          骨折が完治したと思ったら、臼蓋形成不全が発覚して寛骨臼回転骨切り術で入院した25才女の話 #1