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福岡/北九州を中心にバスケットボールの指導を行なっています。指導についての哲学や方法を研究します。

最近の記事

“習得”するとは?

最近スキルトレーナーという存在や,スキルを身につけるためのドリル動画が流行っているので,改めてスキルを“習得”するとはどういうことなのかについて考えてみました。 スキルを身につけるためにドリルをこなして,練習の中でプレーできるようになって満足していないでしょうか? もっと突っ込めば有名コーチの指導を受けたり,ウェビナー,動画を見て練習したりしただけで満足していないでしょうか? スキルを”習得”するというのは,適切な場面で,とっさの判断で体が反応する状態です。 スキルを”

    • プリンストンオフェンスを発展のさせるコツ

      (1)“型”を組み合わせる。今回はPrinceton Offenseを発展させるコツについてまとめます。 まずは以前の記事[プリンストンオフェンスの4つの“型”(https://note.com/sgrcoach/n/nd9500adc48e9)]で示した上の“型”①Chin,② Low,③Pinch,④UCLAを連続して行う練習をします。 例えば『“Chin(横パス)”→“Chin(Pistol)”→“Low(Split)”』という具合です。 ではこの例を図で解説します。

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      • 【Quickシリーズ】

        (1) Quickシリーズとは今回は『Quickシリーズ』を紹介します。 『Quickシリーズ』とはPrinceton Offenseの基本形『横パス』を延長させたときの選択肢です。 『横パス』から入ったはいいけど,その後の展開につながらない。 『横パス』からのパターンがマンネリ化して,対応されだした。 『横パス』からのパターンにバリエーションをもたせたい。 というチーム,指導者の方におすすめです。 (まだ『横パス』の型ができてない段階や,『横パス』からの展開を考えさせ

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        • 自己紹介

          (1) はじめまして     はじめまして。Sgrコーチです。 (好きに読んでください。YouTube名前言っちゃったんですが…。)  U15でバスケットボールの指導をしています。チームもありますが,『バスケ王国福岡』の中でもU15カテゴリーでは活躍が際立っている,北九州市にバスケットボールで貢献できればと思い,近隣の小中学校に自分の勉強もかねて顔を出しています。  ここでは私のバスケットボール歴を中心に自己紹介をしたいと思います。 (2) 小学校時代  バスケットボールを

        “習得”するとは?

          【プリンストンオフェンス4つの“型”】

          (1)−1 プリンストンオフェンスの基本形 私のチームでは『4out 1in』を基本の形とし,インサイドはハイポストに置いています(Chinの形)。そうすることでフリースローラインより下のスペースが広くなり,バックカットを狙いやすくなます。 また4つの“型”は全てハイポストがいるサイドのガードのパスから始まります。 スペーシングの感覚が身についてくると,崩れた形からでも,空いたスペースを自分で見つけ飛び込むことができるようになりますが,最初は下のスペースを大きく空け

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          【プリンストンオフェンス4つの“型”】

          【プリンストンオフェンスを1から作る】

          (1)プリンストンオフェンスには型がある。 私のチームでは大きく①Chin ②Low Post ③High Post ④UCLAの4パターンのみです。 (上の表の⑤5outについては,挑戦したいとは考えながら出来ずに3年が経とうとしています。まだまだ勉強不足な部分なのでいつか発信できるレベルになったときは出したいと思います。)  また最初の形で1inのインサイドをハイポストに置く,プリンストンの中でもChinシリーズと呼ばれる形を基本としています。  そうすることでプ

          【プリンストンオフェンスを1から作る】