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“習得”するとは?

最近スキルトレーナーという存在や,スキルを身につけるためのドリル動画が流行っているので,改めてスキルを“習得”するとはどういうことなのかについて考えてみました。

スキルを身につけるためにドリルをこなして,練習の中でプレーできるようになって満足していないでしょうか?
もっと突っ込めば有名コーチの指導を受けたり,ウェビナー,動画を見て練習したりしただけで満足していないでしょうか?

スキルを”習得”するというのは,適切な場面で,とっさの判断で体が反応する状態です。

スキルを”習得”するまでの過程で大事なのが”練習”
 ドリルをこなしてスキルを身につける。
② 身に付けたスキルを実践的な練習で”無意識”でできるまで,”意識”して使ってみる。

”意識”してでないとできない状態は,まだ”練習”段階。
※ この段階では”意識”し続けることが大切。

学校の勉強にしても,スポーツでスキルを身につける過程にしても,この”練習”の段階で終わることが多い。

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例えば英語を”習得”するというのは下の状態で『英語を聞いて訳さずにイメージ(意味を理解)できる状態』である。
そのためにまずは『英語→日本語→イメージ(意味を理解)』という”練習”段階を繰り返し行う。
そしてほとんどの’受験勉強’や’スキルドリル’はこの『”練習”段階でできる』で終わって(もしくはそこで”習得”したと勘違いして)しまい,実践の場で生きないものが多い。

スキルにしても勉強にしてもこの”意識”して”練習”することはとても大事で時間がかかることなので,しっかりと取り組みたいが,せっかくなら”無意識”でできるようになるまで,つまり”習得”するまで継続して”練習”に励みたい。


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