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日本の大手法律事務所のパラリーガルについての本を書きました

『大手法律事務所出身者が教えるパラリーガル 仕事と心得』
電子書籍(Kindle)でリリースされました!
Kindle Unlimited に入っていれば、サブスクリプションの対象に含まれています!

本の内容

以下のとおりです。
第1章 パラリーガルとは何か
第2章 パラリーガルは何をするのか
第3章 パラリーガルに必要な能力
第4章 パラリーガルのキャリア・プラン
第5章 パラリーガルのこれから

著者はこんな人

15年以上にわたり、都内の大手法律事務所等でパラリーガルとして勤務してきました。企業の法務部でクライアント側にまわって、パラリーガルと協働した経験もあります。

本を書こうと思ったきっかけ

主な理由を箇条書きで列挙します。

・日本にパラリーガルが登場したのは1990年前後のこと。まだ歴史が浅く、情報が少ない。(逆に、30年も経つのに、情報が全然発信されていないとも言える。)

・日本では、中小規模の法律事務所で民事事件を取り扱うパラリーガルについての情報はあるが、企業法務を扱う大手法律事務所のパラリーガルについての資料が皆無だった。

・小室圭さんの一件で、パラリーガルに関する誤解が多いと感じた。専門性が高い職種であるのに、弁護士の丁稚か見習いアルバイトだと誤解している人が多くみられた。

・筆者の経験上、弁護士においても、パラリーガルの活用方法や、できること、できないことについての理解が十分浸透していないと感じることがあった。

こんな人に読んでほしい

パラリーガルを目指す方を主な読者層として設定していますが、以下の方々にもお勧めです。

・パラリーガルに内定が決まっている学生
・パラリーガルのことを知りたい方
・普段パラリーガルと一緒に働いている弁護士
・パラリーガルの採用を検討している法律事務所経営者
・パラリーガルや法律専門秘書の研究をしている学者の方

本の特長

以下の点からこれまでにない本に仕上がっていると思います。

・十五年以上にわたり都内の大手法律事務所を含む複数の法律事務所において勤務した経験や、一般企業の法務部員、すなわち依頼者の立場として複数の法律事務所の弁護士やパラリーガルと協働した経験をもとに書いたこと。

・現場目線で、ときには具体的なエピソードも交えた情報を多く記載したこと。そのためインターネットで語られる一般論以上の情報が得られるようにしたこと。

特に伝えたいこと

多くの方のパラリーガルに対する理解が少しでも深まり、パラリーガルを導入する法律事務所が増え、ひいては、我が国の法律専門家による法的サポートがより手厚く、またそれを受けるための敷居が低くなれば――本書の存在がそういったことに少しでもつながればと願っています。(あとがきより)


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