清水寺での思い出を詩にしてみました

清水寺の詩集

  1. 清水の舞台
    断崖上に架かる舞台
    千手観音の恵みを受けて
    人々は願いを託す
    舞台から飛び降りたら
    願いが叶うという伝説
    真実か幻か
    誰も知らない

  2. 音羽の滝
    三筋に分かれて流れる滝
    左は学業成就の水
    中は恋愛成就の水
    右は長寿延命の水
    一つだけ選んで飲むと良いという
    欲張りは禁物だが
    迷う心は人の常

  3. 本堂
    国宝に指定された本堂
    延暦24年に建立されたという
    何度も焼失し再建されたが
    その姿は変わらない
    本尊の十一面千手観音は秘仏だが
    その姿は心に映る
    信仰の力は偉大だ

  4. 仁王門
    境内への入り口に立つ仁王門
    厳かな表情の仁王像が見守る
    門をくぐる者に問いかける
    心は清らかか
    目的は正しいか
    自分自身に問い返す

  5. 三重塔
    本堂の北側にそびえる三重塔
    高さ31メートルの優美な姿
    塔内に安置された薬師如来は開扉されないが
    その光は外にも差す
    四季折々の風景に映える塔は
    時の流れを見つめる

  6. 阿弥陀堂
    本堂の南側にある阿弥陀堂
    平安時代末期の建立と伝えられる
    堂内に安置された阿弥陀如来は国宝だが
    その姿は非公開だが、その存在は感じられる。
    西方極楽浄土へ導く仏は、慈悲深く微笑

  7. 西門跡地碑
    境内南西部にある石碑
    元々ここにあった西門は、応仁の乱で焼失したという
    西門から見えた夕日は美しかったと伝えられる
    今でも夕日を見ようとする人が多い
    西門跡地碑から見える夕日は
    過去と現在をつなぐ


スペシャル詩

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