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約2ヶ月ライズ に乗った感想

車が納車されて、2ヶ月が過ぎようとしています。

1ヶ月点検も終わりましたし、そろそろ慣らしの期間も終了かなと思いましたので、ここで「ライズ 」の感想を簡単に書いていこうと思います。

まず僕が感じた感想というのは前車が「ヴォクシー」という車だったという前置きがあってです。そのヴォクシーと比べてどうだったか?みたいな部分の感想が多いと思いますので、あくまでも個人の感想としてお読みください。

2ヶ月で約1700kmを走行しました。まぁほとんどは実家に帰るための往復なんですけども。なので市街地走行はあまりしていません。スーパーやショッピングモールに何回か行った程度です。

①エンジンパワー

1000ccのターボという仕様になりますが、高速道路を走行しても、力不足を感じることはありません。大人4人が乗った状態(一般道)で勾配の強い坂道を登ったりしましたが、問題なし。ただ高速走行中では、加速しようとするとエンジンがすぐに高回転まで回り、その音が「頑張ってるな」という印象があります(CVTなのもある)なので「高速道路をゆったりクルージングできるか」といったら「微妙」と答えます。市街地の走行がメインなら、全くストレスのないカーライフが送れると思います。カタログの燃費は18km前後だったと思いますが、僕の実燃費は15.7kmくらいです。市街地走行でもアイドリングストップは「ほぼ切った状態」で使っています。これって何回もエンジンをかけたり切ったり、負担かけてるだけじゃね?と思うのですよね。あと走り出すまでのタイムラグがすごくストレスです。

②運転のフィーリング

軽自動車の延長線上の車なのかなと感じる事はあります。それはきっと車重の軽さによる「ぴょこぴょこ感」のようなものです。大口径のタイヤを履いているのもあり、地面にタイヤが接地しているのかな?という(まるで道路を滑っているかのような感じ)印象を受けます。ハンドルも軽い。アクセルも軽い。重厚感は全くありません。前に乗っていたヴォクシーとの一番の差はこの辺かなと思います。ヴォクシーは車重が1700kg(ライズは1000kgもない)くらいありましたので、それがゆったりした乗り心地につながっていたというのもあります。

かなり角ばったデザインなので、見切りはとても良いです。運転している中で視界に不安を感じることはありません。小回りもききますよ。狭い道でも安心です。

③車内(外)装備

上級グレードにすると流れるウィンカー(かっこいい)とシートヒーターが標準になります。特にシートヒーターは最高です。もうこれなしで冬の運転は考えられません。

基本的に電球は「豆球」になります。車内灯とリア周りのバックランプ、ウィンカーランプ、ナンバー灯が該当します。僕は豆球の「ぽわん」と光る感じがあまり好きではないので、社外品のLEDを購入し、車内灯とリア周りの電球を全て変更しました。(1万円くらいかかりましたかね)

トランクのボードはもう少し強度が欲しいところです。軽量化をするためだと思うのですが、重量物を載せるときはボードがバキって折れないか心配になります。そしてボードのままではすぐに汚れるので、これも社外品の 専用マットを購入して敷いています。

今回、車を買うにあたってナビはつけませんでした。ダッシュボードの中央にボコっ!とナビが出っ張っているのはかっこ悪いなぁと思ったし、そもそもケータイのナビアプリで十分だよなとも思っていた。そこで今回は「ディスプレイオーディオ」というオプションを選択しました。テレビは観れる。ラジオも聴ける。そしてBluetoothも接続できる。で、そうです。ナビの機能は有線で接続をして「CarPlay」というソフトで画面にスマホのアプリを表示させる仕組みになっています。最初は失敗したかなぁと不安になりましたが、使ってみるとそんなにストレス無く使える。そもそもナビを利用して出かける頻度が少ないことにも気づきました。CarPlayでは純正のアップル地図アプリに加え、Yahoo!やGoogle マップのアプリもナビとして利用できます。僕が使った中で使い勝手が良かったのはYahoo!のアプリと純正のアプリですね。やはりGoogle マップを使っても、とんでもないところを走らされたりするので、個人的にあまり信用できませんでした。

音楽を聴きたい場合はSpotifyが使えます。ディスプレイ上で操作ができるので運転中でも安心です。

もしかして…と思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、ナビを付けていないという事はCDやDVDを車内で鑑賞することはできません。なのでそういったものを利用したい方は従来のナビを選択することになります。スマホで画面にYouTubeとか映せないの?とも思いますが、それもできません。今の時点でそういったことをするなら「詳しいパソコンの知識が必要なレベル」の改造が必要になるみたいです。

最後に改善の希望点です。LINEなどの通知はCarPlayに接続しているとスマホは鳴りません(本当は鳴っているのかな?)画面上で誰からメッセージが来たかは通知で表示されるように設定できるのですが、例えば他の人が同乗しているときに、車の画面に誰からメールが来たか全部筒抜けなのはちょっと…と思ってしまう。なので、CarPlayに繋いだ状態でもスマホからちゃんと音が鳴るようにしたいというのがあります。あとはradikoをCarPlay対応にしてほしい。この2つはかなり切実です。

④運転支援機能

車線逸脱や、前の車が発進しても自分が動いてないときは警告音が流れます。今の車は進んでいるなあと感じる部分です。でもあまりにピピピと鳴ると「うるせえわ!」って思う時もあります。

そしてACCと呼ばれる前を走る車に合わせて加減速までしてくれるクルーズコントロールがあるのですが、この加減速のコントロールがとても「雑」ですw

加速のときは「アクセル全開」みたいな感じだし、止まる時もボンっとブレーキを踏んだような減速の仕方をする。もうちょっと緩やかな加速と減速のコントロールができないものか?と思います。なので試しに使っただけで、あとは放置しているもったいない機能です。ソフトウェアの更新でなんとかならないでしょうか?

⑤付けて(付けなくて)良かったオプション

コーティングは最も付けて良かったと思うオプションです。普段は水洗いだけで、きれいを維持できるのはすごいことです。納車されてからショップなどでコーティングしてもらうことも考えたのですが、特に知り合いのお店もない。これは新車で車を購入する方は絶対に選んだ方がいい。強くお勧めします。

次は走行中でもテレビを観れるようにする装置です。スイッチ式になっていて、それを押すと走行中でもテレビが観れるようになります。これはなかなか便利です(走行中は危険なので、あまり画面には集中しないようにしよう)

付けなくて良かったものもあります。それはドアバイザーです。なんとなくマットとセットでつけるのがセオリーみたいな雰囲気ですが、特に必要と感じなかった。雨の日の換気?エアコンで十分。タバコ?吸わない。じゃあいらないよね。というシンプルな選択です。2ヶ月経ちますが、必要と感じた事は一度もありません。

⑥あったら便利だったかものオプション

隣の車線を走っている後続車が近づいてきた時にミラーに表示をして教えてくれるオプションがあります。これは今考えると「あれば便利」だった。自分が運転しているときは必要ないのですが、何年か乗って「下取りに出す」ということを考えるとリセールに影響する可能性が大いにありました。

ここまでだらだら書いてきましたが、結果的には満足をしています。今までヴォクシーという大きい車に乗っていたことで「ヴォクシーの方が良かったかも」と思う部分は当然あります。どんな車にもデメリットがあり、それを受け入れた上で購入をする必要があります。だから事前の下調べはとても大事だし、わからないことやお金のことは徹底的に納得してから購入した方がいいです。それで購入を「今買えば!」なんて煽ってくる営業さんがいたら「買いたいな」というタイミングでない限り、きっと後悔します。

僕も本当のことを言えばもう一つ車格が上の「RAV4」という車が欲しかった。二年くらい前には「C-HR」という車も検討していました。でもなんか違った。RAV4は金額的にとても手が出ない。ヤリスクロスも紹介された。フロントのデザインが全く好きになれない。そこでライズを。「へえ、いいじゃん!」という感じです。ちゃんと自分が「いいじゃん」と思えるものに正直でいれば、ピッタリのものが見つかるのです。特に車は大きい買い物なので、慎重に。そして自分に正直でいなければなりません。

車ってオプションとかを選んでどうしようかなってやってる瞬間が一番楽しいですよね。

このご時世もあり、遠くまで自由に移動できる、車の販売(中古車含む)は好調なようです。

皆さんも素敵なカーライフを送ってくださいね。

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