陰陽太極図
陰陽関係では、必ず対極が存在します。
高低・上下・左右・大小・寒暑・男女などで、「背が高い」ということは「背が低い」が存在しているので成り立ちます。
目に見えない部分については、コミュニケーションを通じて相互理解することで、自分自身がどんな状態にあるのか?を理解することができます。
「厳しさ」を知らなければ「優しさ」は認識できない、ということです。
自分自身を知るためには
自分以外の存在があって
初めて理解できる
と言えます。
また、内面で起こっていることについても、同じことが言えます。
陽:理想
陰:問題(課題)
としたときに・・・
問題が発生するのは
理想があるからであり
理想通りになっていないので
問題と感じる
こととなります。
「上手く行かない」ということは「上手く行っている状態」をイメージしており、その通りになっていないから「上手く行かない」と感じる、ということです。
理想を知るには、
問題(課題)を認識し
問題(課題)を知るには
理想を認識する
ことが必要になります。
「陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる」
という言葉があります。
問題(課題)と向き合い、解決に向けて動くことで理想(志)がより明確化する。理想(志)と向き合い、体現に向けて動くことで問題(課題)がより明確化する。
志がひとりひとり違うように、問題(課題)もひとりひとり異なります。
陰と陽、どちらが良いか?ということではなく、陰と陽のバランスを取ることが大切です。
どちらかに偏ってしまうと、バランスが崩れ、身体に出ます。
身体に出た状態を「病氣」と呼びます。
とはいえ・・・
バランスよくってなかなか難しいです・・・
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