基礎(基本)と応用と発展
よく誤解されるのが、次のような「解釈」によるものです。
基礎(基本):やさしい・簡単
応用:普通
発展:難しい
たしかにそのような一面もなくはないと思いますが、応用の中にも「やさしい」ものがあったり、基礎の中にも「難しい」ものがあったりします。
人それぞれに解釈は存在しますが、私なりの定義は次のとおりです。
①基礎(基本)
土台となるもの。
やり方がある程度決まっていて、稽古することで必ずできるようになること。
時間がかかっても体得する必要があることで、おざなりにすると応用や発展ができないこと。
②応用
「①」を身に付けたうえで、どういった方法で日常に活かすかを自ら考え、工夫し、実践してみること。
③発展
「②」を行い経験値を積み重ね、「②」以外の方法にも適用し、自らに合った方法として確立しようとすること。
「基礎(基本)」がなければその後はない
のであり、
よくあるのが・・・
基礎(基本)の体得に飽きちゃったから、体得していないのに新しいネタに飛びつく
ということなのだと思います。
いつまでたっても「応用」や「発展」に進むことができませんのと、「基礎(基本)」をすっ飛ばして次の応用や発展をしようとするので・・・
基礎がない家
と同じように、いきなり柱や屋根をつけようとしても崩れます。
遠回りのようで近道なのが
基礎(基本)の体得
なのだと感じます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?