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2021年をサクッと振り返る

今年は4月に3週間ほど入院しました、これが転機となってしまったという感じです。

入院すると食生活が健全(質素)なものとなりますから、体重が減ります。運動はリハビリ以外にできないけど、とにかく摂取カロリーが限定されるので痩せるほかない、ある程度元気になった段階では院内のコンビニで菓子類を買って食べることもできたのですが、せっかく整いつつある食生活を崩すことが怖かったため結局退院するまで質素な食生活を続けました。

入院時には裁判期日を全てリスケジュールしてもらうことになった。打ち合わせをする体力もないし、とにかく一旦全ての仕事が止まってしまいました。
それでも結果的に顧問先が増えましたし、提供できたサービスの質量でいえば前年比増であると断言できるため、とにかく周囲に感謝しなくてはいけません。
また、コロナ禍以前から割とリモートワークに近いことをやっていたため、裁判期日を除くとそこまで執務スタイルに変化をつける必要がなかったことも理由としては大きかったはずです。

病院内にはWi-Fi環境があり、本当に助かりました。これがなければリモートワークどころではなく、本当に「何も」できなかったはず、この環境については病院ごとに様々とのことですから、ただただ運が良かったと言わざるを得ません。

退院後はとにかく健康を意識する生活となり、運動も心がけるようになりました。摂取カロリーを意識することも継続したため、そこまでリバウンドせずに適切な体重を維持できています。

健康を保つということは顧客のためにもなる、つまり不健康なビジネスパーソンは顧客に対して不義理を働いているということを意味するのではないかと考えるようになりました。健康であれば全力で顧客のために力を尽くすことができるので。

健康と間接的な意味を持つ変化として、アナログ媒体の活用に回帰していきました。紙のメモ帳やノートを常に持ち歩き、思考を手書きで書き殴るという日常を手に入れました。
書くという行為自体に価値があり、瞑想のような意義を持ち、精神的な自由の獲得のために有意義な営みであると感じています。デジタルのように管理や検索が難しいという短所がありますが、本当に管理しなくてはならない情報など実はそこまで多くないということです。本当にログとして残さなくてはいけない情報だけを改めてデジタル化すればよいのです。

読書も紙の本で行うようになりました。約10年前への回帰。電子書籍用の端末のディスプレイを眺めることに疲れてしまいました。紙も見る、ディスプレイも見る、そこはバランスを常に意識していきたいところ。

紙の文庫を一冊は鞄に入れておくようにしています。紙による読書にもまた瞑想に似た効果があると考えるようになりました。

このように色々な変化を受け取った一年でしたが、来年はこれらの各変化を全ての項目において少しずつ上乗せしていくこととします。落合監督就任一年目の中日ドラゴンズのように特段の補強をしないかわりに全体の底上げを図るということ。

それくらい、今年一年の変化は大きな意味も持っていたということ。せっかくの変化を、少しずつ、さらに育て上げていきます。

過去を変えることができるとすれば、それは自身の解釈次第です。しっかりと前向きに解釈していかなくてはなりません。

主観で、客観は、定義できてしまうのです。主観をしっかりと鍛えて、客観を左右していきましょう。

では、間もなく、来年です。

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