暑い夏を吹っ飛ばせ!特撮ヒロインのお話で涼もう第1回「大治小夜(キラメイピンク)(演)工藤美桜(SA)下園愛弓(※敬称略)」【魔進戦隊キラメイジャーより】
皆さん。こんにちは。不定期更新になりますが新コーナーの開設です。
最近、暑い日が続いています。そんな時は涼やかで華麗でそして、可憐な特撮ヒロインの話題などはいかがでしょうか?
このコーナーは数回に分けて私が特に大好きな特撮ヒロインのお話をしていきたいと思います。
記念すべき第1回は現在放送中のスーパー戦隊シリーズ「魔進戦隊キラメイジャー」から工藤美桜さんが演じ、下園愛弓さんがアクションを担当しているキラメイピンク・大治小夜(以後呼称は小夜先生とします。)の紹介です。
1.生命の尊さを知る努力型天才外科医
小夜先生は幼少時代、工事現場に迷い込んだ犬を助けるために危険を顧みず、最後まであきらめることなく、犬を救出したことで生命を助けることの大切さを知りました。
その時の経験が活かされ、彼女は外科医として多くの人々の生命を救ってきたのです。どんな不可能と思われるオペも彼女の術式にかかれば鮮やかにオペは完了し、人々の生命を救うのです。強い責任感を持ち、私がこの患者を絶対に助けなければという使命感が彼女を天才外科医としてキラメイジャーの劇中で大活躍する彼女の最大の原動力となっています。
2.彼女にとって「エモい」とは?
小夜先生の口癖は「エモい」または「えも~!」です。
エモいとはネットでもよく使用される俗語で英語の「emotional(エモーショナル)」を由来とした「感情が動かされた状態」を意味する言葉です。
彼女にとって感情が動かされる時とはまさに上記に挙げた人々の生命を救った時、充瑠たちがキラメイジャーのメンバーが自分の想像以上の活躍をして仲間のピンチを救ったりなどに使われることが多い言葉です。
3.合気道の達人と仲間に時より見せる厳しさ
彼女は幼少時代から合気道を習っていて医学だけではなく、護身術にも精通しています。キラメイチェンジする前もした後もこの合気道の動きを応用したアクションを多用しています。彼女の護身術の師匠役を演じたのは恐竜戦隊ジュウレンジャーでマンモスレンジャー・ゴウシ役を演じた右門青寿さんです。
邪面師の動きを華麗に受け止めたかと思ったら関節技で動きを封じたり、更には優雅に敵の動きを受け流す様はまさに美しすぎるの一言に尽きます。
患者さんや仲間たちには基本優しいですが彼女の逆鱗に触れたり、敵が卑劣極まりないな行動をすると…とんでもないしっぺ返しを食らうこともあります。彼女の秘めた悪や理不尽に対する怒りは実は凄まじいものがあります。
個人的に合気道関連で特に印象に残っているのはエピソード7での充瑠のリーダーとしてのパワーアップ大作戦の一環で彼女が合気道の指導と称した大特訓をするシーンです。普段は充瑠に対して優しい彼女ですが彼をより優秀なリーダーにしたいがあまりに彼女の鬼の指導で彼を投げ飛ばすシーンや彼の特訓時間の関係で時雨に気迫を前面に押し出して特訓時間を増やそうとする忘れられません。
普段は温和な小夜先生の仲間を思うが故に暴走してしまう厳しさもまた…いいですね。はい。
4.男女問わず人気を得るキャラクター性
小夜先生の最大の魅力は男性キャラや男性ファンに限らず、女性ファンや劇中に登場する女性キャラをも彼女のファンにしてしまうバトルヒロインとしての勇ましさと優雅さです。
その要素が十二分に発揮されたのが時雨とのダブルメイン回であるエピソード10、更には先日放送されたばかりのエピソード12です。
この回には時雨の熱狂的な大ファンのおっかけの良世ちゃんが登場しました。最初は時雨と交際しようとあの手この手使う彼女ですが彼女の心の隙を利用してヨドン軍が彼女をヨドミ姫に変えて人々を操る作戦を実行に移します。
その計画を阻止しようと立ち上がった時雨と小夜先生、そして、正気に戻った充瑠たちの活躍で良世ちゃんや操られた人々を救うことに成功しました。
しかし、その中で良世ちゃんは自分を身を呈して助けてくれた小夜先生にあこがれの感情を抱きます。
そのあとの小夜先生が…マジでカッコ良すぎました。
男前すぎる~!!カッコイイ~!!
エピソード12でのキラメイシルバーの戦闘を見ている彼女の表情もいいなぁと思います。エピソード10で見せた勇ましさとは打って変わってこの乙女心満載なところも暑い夏を忘れられるようなそんな涼しげで可憐な表情がとてもいいです。エピソード10とエピソード12のこのギャップのある表情がとてもお気に入りです。
5.しっかり者に見えて実はうっかり屋さんで甘えん坊
放送開始直後はしっかり者としてキラメイジャーのお姉さんポジションを確立していた小夜先生ですがそんな彼女にも実はうっかり屋さんだったり、幼少時代は天真爛漫で泣き虫で甘えん坊だったりととても多面性のあるキャラクター設定もお気に入りです。
中でも私が特に小夜先生関連のお話で大好きなのが小夜先生がヨドン軍の大幹部ガルザとの戦いで意識を失い、5歳以後の記憶を失ってしまうエピソード6は近年の戦隊ヒロインメイン回の中でも特にお気に入りの1本です。
エピソード5までしっかり者として描かれてきた分、記憶が5歳以前のものしかない小夜先生の言動はあまりにもギャップがすさまじいなぁと思います。
手羽先とインゲン豆見る度、最近、小夜先生5歳を思い出します。
下園さんのこの可愛らしいアクションと美桜さんの振り切れた演技、ホントに素晴らしいの一言に尽きます。
キラメイピンク・大治小夜というキャラクターは美桜さんと下園さんの二人三脚の演技プランがあってこそだと私は思っています。
特撮ヒロインや特撮ヒーローは演じる役者さんは勿論、スーツアクションを担当するJAEの皆さんとの連動があって初めて時にさらにカッコよく、そして、面白く、そして、可愛くなると私は思っています。
更にうっかり屋さんの一面は最新回のエピソード12でも発揮されていて山岳救助の応援要請を受けた小夜先生が山岳地帯に急行し、応急手当てをするのですがそこに行く際にキラメイチェンジャーを基地に忘れてきてしまい、更には斜面で足を滑らせて河原に転落してケガしてしまうという痛々しいシーンもありました。
完璧な手術をこなす小夜先生ですが慌てん坊さんでちょっとお茶目な一面もまたギャップがあっていいなと思います。
キャラクターも人も完璧ではなく、どこか欠点だったり、お茶目な一面があるから長所がより際立って魅力的なキャラや人になる。それが私の持論です。
フィリップ「Nobody's Perfectだよ!翔太郎!!」(※塚田東映Pメイン作つながりです。)
6.最後に「今後の小夜先生の活躍は?」
今後の展開の予想としましては先日登場した追加戦士のクリスタリア宝路が変身するキラメイシルバーとのドラマで更に活躍シーンが増えると予想されます。2人の雰囲気も良好なようですが色々と波乱尽くめな予感もしますね。
何せ、宝路の妹がマブシーナで叔父がガルザですから一筋縄ではいかない予感もしています。
更にはグリーンに変身する瀬奈お嬢様とのメイン回も荒川先生メイン脚本で塚田東映Pがメインプロデューサーなのである確率は例年以上に高いと予想できます。このお二方は戦隊に参加されるとヒロインの活躍もヒーローに並んで色濃く展開に盛り込むので大いに期待できます。
次回は勿論、今回は小夜先生紹介しましたので…やっぱり次回はそうなるでしょうね。次回をお楽しみに!!
次回もキラメイGO!!!!