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南船北馬を知った理由とは?

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。最終版は此方から、ご覧ください。

”南船北馬”の四文字熟語のインターネット上の情報を確認すると、基本的な意味は、中国でその交通に、南部は川や運河が多いので船を、北部は山や平原が多いので馬を多く用いるところから、絶えず旅を続けること。各地にせわしく旅行すること の説明が有りました。

実は講師はこの四文字熟語をドラマの視聴ではなく、中国武術の通信教育の中の説明で覚えました。

インターネット上の中国武術の説明を確認すると、やはり、以下の説明が有りました。

中国のほぼ中央を流れる揚子江を境に北と南にわけ北派・南派という分類があり、一番一般的な分類法といわれています。
更に、”南船北馬”という言葉があり、北では草原が広がり土地が広く馬が、南では川が多いため船が交通手段として用いられたとの事です。
また、南拳北腿という言葉があり、南では拳を北では足技が多いという事です。

この説明の意味を、皆さんはお判りになられるでしょうか?

南船北馬は中国武術の特徴を表してもいます。即ち、舟の多い地域の武術は、足元が落ち着かない舟の上で使う事を想定しているため、足技より拳の技が磨かれています。逆に馬で移動する事の多い地域では馬上や馬を降りて地上で力を発揮する足技が栄えたという事を、言い表しています。

実際に講師の知っている北派と南派の中国武術名を挙げてみましょう。()付は今回インターネット上の情報を調べて、初めて知った武術名です。

南派

  • 詠春拳

  • 洪家拳

  • (蔡莫拳)

  • 白鶴拳

  • (蔡李佛)

  • 白眉拳

北派

  • 太極拳

  • 少林拳

  • 形意拳

  • 八極拳

  • 蟷螂拳

  • 八卦掌

  • 地躺拳

北派の内、少林拳と日本国内で修練されている少林寺拳法は別組織であり、源流が異なります。元々、講師にとって少林拳というのは、何方かというと、各中国武術の源流のイメージが有り、少林羅漢拳の名前は知っていましたが、少林拳との武術名は少し、違和感が有ります。

現在はインターネットが発達し、世界各国から、個人が、会社等が、動画を公開できます。上記、武術に関する動画も沢山公開されています。所謂、各門派の秘術は公開されていないとは思いますが、各々の武術の特徴は感じ取れると思います。(この意味で、現在は、大変便利になったものだと思います)

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

注:講師は所謂、入門をしたことが無いため、上記、コメントは、正しくない場合が有り得ますので、ご理解をお願い致します。

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