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伝統技能見学会(雪吊り)BY都立殿ヶ谷戸庭園

REV8

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

普段は入れない、都立殿ヶ谷戸庭園の受付先から、入ってすぐの芝生の先にある木の周りに囲いが設けてあり、立ち入れるように設定がされていました。

庭師?の方が簡単に雪吊りの概要や使用するアイテム(庭師の方々などの前面においてありました)を説明しておられました。

雪吊りは、東北などでは、直接木々に縄を掛けて、雪の重さから木や枝を守るものという事の様ですが、東京ではあまり雪は降らない為、雪の季節の所謂風物詩として雪吊りを行っているとの説明がありました。

インターネットでこの点確認してみると、確かに、木々の幹や枝を雪の重さから守る為、直接、藁で編んだ縄を設置して雪の重さで折れてしまわない様に設置されている写真や説明が出てくる様です。藁で編んだ縄を利用するのは、ナイロンなどの素材の縄を使う事で、守るべき枝や幹を痛めてしまうことを避けるためと思われます。

従って、都立殿ヶ谷戸庭園の雪吊りは木々を守ることが3割、残りは警官の為という様な説明をされていました。

従って、景観を考えて設置するが故に、木々の周りを周回する竹の輪も円形では無く、八の字を描くように設置しているとの事でした。

横から、竹の輪を見て見ると、確かに波を打っており、単純な円形の輪になっていない事が見て確認できました。

尚、庭師の方が、本日説明されていたのは北部式の雪吊りで都立殿ヶ谷戸庭園では南部式の雪吊りを設置しているとの事でした。

北部式と南部式の違いは、先ずは竹の輪を使うか使わないかによる様です。(使うのは北部式の様です)

庭師の方が、チラッと、南部式の雪吊りは下の小池の側で作成するとの話をされていました。

恐らく、小池の側の木は池の真ん中あたりの飛び地にあった気がします。恐らくそのせいで、竹の輪を設置するのがむずかhしいのではとおおもわれますが…?

何れにせよ、都立殿ヶ谷戸庭園内ではこの様な作業を中の庭師さんたちが、年中。季節に応じて各種の作業をされているのだなと、思いました。

また、有料庭園ですので、やはり、装飾には景観を重視した飾りを心掛けているのだなと、感心させられました。

毎年、この様な模様しものを行っているのか存じませんが、寒くなって、庭園内のお花が少なくなってきているこの季節は、色々なイベントが有るのは、良い事の様に思えます。

寒くなってきた、今日この頃、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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