孫子(兵法書)をご存じですか?
本日は、武経七書の一つと言われている、”孫子”の兵法書についてです。
皆さんは、”孫子”をご存じでしょうか?
以前、”孫武”の書いた兵法書です、とドラマ”孫子兵法”でお伝えしたと思います。
本日は、この”孫子”について現代での生かし方について、インターネット上の情報を確認し、内容について、コメントしてみたいと思います。
先ず、孫子の内容についてです。
”孫子”は13篇(計篇、作戦篇、謀攻篇、形篇、勢篇、虚実篇、軍争篇、九変篇、行軍篇、地形篇、九地篇、火攻篇、用間篇)から構成されているとの事です。
各篇の内容は以下の通りの様です。
計篇 - 序論。戦争をする決断以前に考慮すべき事柄
作戦篇 - 戦争準備計画
謀攻篇 - 実際の戦闘に拠らずして、勝利を収める方法
形篇 - 攻撃と守備それぞれの態勢
勢篇 - 前述の形篇 態勢から生じる軍勢の勢い
虚実篇 - 戦争においていかに主導性を発揮するか?
軍争篇 - 敵軍の機先を如何に制するか?
九変篇 - 戦局の変化に臨機応変に対応するための9つの手法について
行軍篇 - 軍を進める上での注意事項
地形篇 - 地形によって戦術を変更する
九地篇 - 9種類の地勢について、またそれに応じた戦術の説明
火攻篇 - 火攻め戦術について
用間篇 - ”間”とは間諜を意味します。すなわちスパイの事です。敵情偵察の重要性について
以前の投稿で、”孫武”は不戦勝(戦をせずに勝利する事)を最善と言っていた事もお伝えしたと思います。
そこで、先ず、この不戦勝:戦わずに勝つ方法について、インターネット上でどの様にコメントされているかを確認して、個人的な見解を含めて、検証してみたいと思います。
インターネット上情報を確認する前に、先ずは講師自身 不戦勝に至るにはどうするかを考えてみました。(講師も遠い昔”孫子”をざっと目を通したことがあります)
最初に、戦わずして勝つにはどうすか?何が・どんな状況が必要か考えると、先ずは相手が強いのか弱いのか知る必要があると思います。即ち、相手と自分とを比較する力量等の情報が必要です。その他に、相互のおかれている環境・状態なども勝敗にインパクトがあると思います。
インターネットに講師がフォーカスしているからではありませんが、何れにせよ、情報が勝敗を分ける重要なキーとなるのでは、考えられます。
今回は、”孫子”の全体を通して、この”不戦勝”を実現する為の方法をどの様に、論理展開されているか、インターネットの情報を先ずは確認(フォーカスしたいと思います。各篇等、特筆すべきアイテムは別の機会にさせて頂く予定です)
先ずは、幾つかのインターネット上の情報で、この不戦勝(戦わずに勝つ)を記述しているかを確認してみました。
講師が確認した情報は、検索で出てきた上位、5説明ほどですが、結果から言うと、全てにおいて、不敗等言葉は違っても、考え方は同じと思える内容でした。
又、同時に、情報の重要性を各インターネット上の説明でされているのも共通と考えます。
そこで、不敗・不戦勝等の”戦わずして勝つ”はどの様に実現するのかをどの様に説明しているかを確認してみました。
ある説明では、リーダーの資質(孫子で説明されているとの理解です)や戦略を考える場合の自身の経験などに頼るだけでなく、網羅的・包括的に定義されている孫子の戦略を見渡して、自身の状況に合った戦略を使用するといった提案がされていました。
複数の説明で、同様な傾向が感じられますので、ここは再度”孫子”を読み直してみようというのが、本日の結論になりました。(細かい点を論じようとすると、孫子自体に講師自身に一家言が無いと太刀打ちできないように感じました)
講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。
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