セルフビルドの難点、土地探し中に遭遇した「田舎で暮らすことの厳しさ」の話。

家づくりにおいて、土地がすべてを決めると言っても、過言ではないと思っています。

さて、それでは「理想な土地」ってどんな場所だろう？みなさんはすぐに思い浮かびますか？

私たち、林業を営む夫婦にとって、理想の土地は、自分の持ち山の麓に家を建て、家の裏にある山で仕事をする…というものでした。

なので、私たち夫婦が家づくりのために土地探しをはじめた当初は、「山」を探していました。

さらに今暮らしている集落は地域活動も盛んで、そういった活動にもよく参加している身としては、今の場所もとても心地のよい場所で、思い描く理想の暮らしができる環境だと感じていたので、今の集落付近でと、ある程度、場所も限定して探していました。

私たちが暮らしている集落は98%が山林なので、正直ここまで土地探し（山探し）に苦戦することになるとは思いもしていませんでした。

しかし、夫婦2人ともよそから移住した身なので、やはりどこかでそういった「地元の人」と「よそから来た人」という線引きがなされているような感覚を、土地探し中に嫌というほど味わうことになりました。

これは変えられない事実であるには違いないのですが、