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 ユートピア【極私的妄想小話】

故郷に帰国した男が監視国家の狂気に直面するディストピアン・ショートフィルム。(豪州 / 2019)

「ディストピア」って聞いた事ありますか?

完全管理社会とか監視社会とか・・・家畜の様にルール(檻)の中で、決められた食事や娯楽や繁殖も可能ですが、時が来たら抹殺される家畜人と、それを管理する監視人(牧童)と、ルール(檻)の外で地球の資源を独占し自由を謳歌する一部の少数派統治者達が、少しづつ作り上げようとしている社会のこと~

家畜と牧童

その始まりは19世紀からと考えられていて、約300年経った今、地球規模で完成が近づいている様です

人類は、それ以前にも同じような事を企てられて来ましたが、多数派の人々によって阻止したり、自然が社会ごとリセットしたりと、何度も少数派統治者達は完成することが出来ませんでした

それは、ある意味、自然に逆らう行為だったからなのか? 多数派が気付く事で少数派は断念せざるを得なかったのか? 何度も完成できなかった過去を少数派統治者達だけは、忘れずに歴史を伝え且つ、多数派の私達には、その過去を巧みに伝えない様にして来ました

勝者の歴史本

個人的な考えですが・・・

人類は、太古の昔から「情報によって存在している」のではないか?
と私は考えます
人の脳は、五感から得た情報を元に記憶したり、何か次の行動を選択し実行していますが、脳科学的には「全ての情報を認識している訳では無い」そうで、入って来た情報(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)を、あるフィルターに掛けて選別や抽出、またある時は過去の記憶(経験)で補って認識しているそうです
脳自体は、入ってきた情報は全て記憶してはいますが、それを処理する為に認識する際は「絞込且つ捕捉している」と言う事の様です
また、認識する事で、その記憶に索引が付けられ「思い出す」事が出来る様です

記憶と認識

もし、その通りなら~
私達は、現実を認識していないのかもしれませんよね?


この人類の特性を誰かが
何かの意図を持って社会に働きかけたなら

大衆(心理)操作を科学的に研究している人達が居ます
先の大戦時には、かのヒトラーの側近が、随所で取り入れたそうです
もちろん、この研究自体に善悪は無く、使い手がどんな意図で使うかが大切になると思います

先の少数派の人達が、代々受け継がれた祖先の歴史を元に、過去の経験を活かして且つ、一般の人達が知らない知識を使って、時間を掛けて綿密に計画し、数世代をかけて少数派にとってのユートピアを完成させようとしてるとしたら・・・
現代に生きる私達が認識できる範囲内の「不可解な出来事」について、俯瞰して振返って観ると、何か新たな気付きがあるのではないでしょうか?


世界的な人類にとっての脅威

自然災害・戦争・経済恐慌・疫病など、人類は様々な脅威に曝され、乗り越えて来ました
もし、その中に「意図的な脅威・災難」や「計画的な解決・救済」が有ったとしたら(仮説です;笑)、如何でしょうか?
これを「マッチポンプ」と言います

マッチポンプ

21世紀に入って戦争に関しては、もう「武力」ではなく「経済」で他国を支配する様になったと言われています
報道される武力行使は、世論の誘導や自国の納税者へ向けた演出くらいにしか、使われないそうです
武力行使は、単純に「コスパ」が悪いんですね;笑
少数派の人達は「如何に搾取するか」と「如何に支配するか」をゴールとしているので、手段は科学の進歩に従い、どんどん近代化している様です
例えば、
・通貨発行権を持つ
・指導者を送り込む
・株式を半分以上持つ
・人道的な活動を看板にする
・不平等な契約を結ぶ
・情報を操作する
などなど
*気になったらググってね!


管理社会を完成する為には~

少数派の人達が目的を達成し、管理社会を完成する為に必要な事は、どんな社会システムなんでしょう~
・効率の良い監視システム
・多数派の人達に気付かれない管理システム
・資源や様々な多数派が生産した価値の搾取システム
・気付いた多数派の人々を早期に抑えるシステム・・・ets

これらを現代の最新テクノロジーで構築するとしたら
・仮想通貨
・IoTによる監視カメラ
・改憲による人権の弱体化
・仮想空間での大衆操作・・・ets

他にも在ると思いますが、如何でしょうか?
全ての人が、監視社会を忌み嫌う事は無いかもしれませんが、少なくとも人類の多くは、監視社会を喜びはしないと私は考えます


望まない多数派には何が出来るのか?

少数派の人達は、お金と契約で牧童(手下)を雇って多数派の家畜人を管理監視させてはいますが、圧倒的に人数では多数派にかなわない事を理解していて且つ、多数派が居ないと搾取出来ないので、一定数はは残さなければ成らず、更にその人数も増え過ぎない様にコントロールもしなくてはいけません

大衆(心理)操作が最良の手段となる為、まず、情報に対する認識の操作から逃れる事が、第一に必要と考えられます
それには~
・冷静さ
・客観性
・情報の真偽
・隣人との信頼関係
・正しい情報の共有
などが、必要と思います
日々、心穏やかに過ごし、物事を俯瞰して捉え、自ら確かめる事を習慣化し、リアルなコミュニケーションの場を絶やさず、自分の意見を持ち、他者の意見を賛同出来なくても理解し伝える・・・
少数派の人達は、この様な状況が減る様に、多大な資金力で仕掛けてきます
大衆(心理)操作を行う為には、心を乱す「不安・脅威」が必要なのです
*個人的な見解と意見です

社会は絶えず変化しています
同じ状態が永遠に続く事は、過去の歴史を観ても在り得ません
つまり
今を生きる私達が望む未来を、多数派で創造し行動すれば良いと、私は考えます


多様性を許容する


21世紀は、多様性を許容する社会~

パラダイムシフトが始まったと言う話も広まって来ましたが、新たな社会への変化は、20世紀迄の「大量生産・大量消費の拡大経済社会」から「少数個別生産・適量消費の地域持続経済」へ向かっていると感じます
つまり、グローバル経済は限界を迎え、人口動態も先進国は減少傾向と成り、地産地消・自然志向が求められていると、私は感じます

人は、1人1人個体差や個性が在り、同じ人は~ほぼ居ません
自分自身い合ったライフスタイルや考え方・生き方を持って、最低でも少数派の人達に監視され搾取されない様に、情報空間を正確に認識して幸せになることが大切と考えます
そして、同じ志や未来を創造する仲間と繋がり、協助する社会が良いと思います
*協助:一人一人の強みを活かし、弱みを補い合うこと


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セルフマネージメント・アドバイザー ネイチャー理論マスタコーチ 生まれながらに持つ特性の活かし方を知りたくありませんか? 「似合わない・苦手・好まない」毎日は意欲を失い成果も得られず~満たされない日々が続きます  「自分に合った・元々得意・愉しい」毎日を得る方法をお伝えしています