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アカデミー賞2022、個人的に気になった批判まとめ
さぁさぁ、今年も発表されましたよ!!
アカデミー各賞のノミネート作品たちがね!!
僕はアカデミー賞を前はすごく楽しみにしてました。
ただ、ハリウッド映画業界の闇を一般市民ながらに見てしまってからは、それほど熱意をもって見ることもできず…
今年なんかもあれひどいですよね、アンセル・エルゴート。あいつ、未成年に性的暴行を意図的に行って、しまいにはそれをフルシカト。とんでもねぇ悪党だよ、ほんとに。
しかもそいつが出てる映画『ウェストサイドストーリー』の監督の、おなじみスティーブン・スピルバーグはそれについてノーコメント。予算の都合上(?)、で俳優を変えての再撮影はできなかったらしいから、それは「俳優に罪あって、作品に罪なし」の考えのもとに、いったん置いておいたとしても、それはねぇだろ、あんた巨匠だろ?
ちなみに『ウエストサイドストーリー』は作品賞、監督賞、助演女優賞、衣装デザイン賞、撮影賞、美術賞、音響賞の全7部門でノミネートされてる。さっきも言ったように、自分は「俳優に罪あって、作品に罪なし」っていう考え方だから別にいいんだけど、もしなにかを受賞したときに、アンセル・エルゴートが普通に笑顔でステージ登ったり拍手してるの見たら絶対に許せない&各界に失望するな~~俺、ほんとに許せないっす、こういう奴。
性暴力の汚さを描いたリドリー・スコット監督の『最後の決闘裁判』はなんにもノミネートされてないのに、性暴力の加害者が主演してる映画はノミネートされるんですね~~~(大きな溜め息)リドリー監督、マジでリスペクトです。あんたすげぇよ。『ハウス・オブ・グッチ』だって衣装よかったのに衣装デザイン賞にノミネートされてないんだ…ほんと何見てんだろ。
というか、話は急に変わりますが、アカデミー賞の委員会は「受賞作品が白人出てるやつばっかやんけ!!」とかいろいろと批判を受け続けていて、それを改善するのはいいんですけど、方向性が完全に間違っている。本当にダメ。この記事を読んでいただけるとわかるんですが、「いろいろな人種を起用すること」とか「制作チームには、女性や人種マイノリティ、LGBTQ、障がいを持つ人を起用すること」とかいろいろと基準があって、この中の2つをクリアしない限り、作品賞の基準を満たしていないものとします、としてしまうんだよ、2024年から。
これにはいろいろな意見があるとは思うんですけど、そもそも「6人は〇〇の人を起用しろ」とか言ったって、当の本人たちが「あぁ俺らって基準を満たしてるだけなんだなぁ」って意識になると思うんだよ、少なくとも僕はなってしまうと思います。それに加えて、優秀な白人男性が起用されなくなる可能性がある。これも問題になるんじゃないかな。あと、これはだれかのツイートで昔見て、めちゃくちゃ納得したんだけど、たぶんもうしばらくは「中世ヨーロッパの宮廷劇」とかは受賞できなくなるんだろうね。だって白人だらけだから。もしかして『最後の決闘裁判』がノミネートすらされなかったのって、これの予行か何かか?許せん。
あと、だれかの超個人的な批判の中でも共感できたのは、『DUNE』は作品賞ノミネートはおかしいだろ、ってやつ。それはたしかにそう思う。スケール感はあったけど、あれ別に「作品賞」って感じではないよなぁ…?
あとはアクション映画が全然選ばれないってのもあったね。それはたしかにそう思う。アクション映画がそういう威厳のある場で評価されないのは、惜しい気もするよね。
こんな悪口ばっか言ってますが、アカデミー賞自体はすごく権威がある賞だと思いますよ。歴史も長いしね。ただ、もう少し世の中の意見をくみ取って、映画関係者そして映画ファンたちを真にうならせた映画を受賞させてあげてほしいものです。
まぁ、そんなとこでしょうか。とりあえず、アンセル・エルゴート、お前だけはマジで許さんからな。お前の味方などいないと思え。
また明日~~
小金持ちの皆さん!恵んで恵んで!