【エッセイ】マジで、いつまでもいると思うな、推しと、推しと、推し。
今日は悲しめの話をします。
タイトル通り「いつまでもいると思うな、推しと推し」ですよ。
この言葉はゴールデン・ボンバーの歌広場淳さんが生み出したものを、ややもじったものなんですが、この世の「推し」という概念そのものの切なさを、たった一言で言い表した非常に優れた格言だと思います。
ほんっっとにこれはそう。
僕自身、何度も推しとの別れを余儀なくされた経験があります。
僕が好きだった乃木坂46のメンバーほとんど全員がすでに乃木坂からいなくなりましたし、でんぱ組.incの夢眠ねむさんも最上もがさんもグループからいなくなってしまいました。嵐だって無期限活動休止になりました。
それに、僕が好きなものは古い映画や音楽なんですが、必然的にそれらのクリエイターたちも高齢化していくわけで、彼ら彼女らもいつまでご存命でいられるかわからないのです。
音楽だと、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、エリック・クラプトン、ロジャー・ダルトリー、ピート・タウンゼント、デヴィッド・ギルモア、ロジャー・ウォーターズ、ロジャー・テイラー、ブライアン・メイなどなど。映画だとジャック・ニコルソン、マーティン・スコセッシ、ジャン・リュック・ゴダール、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、クリント・イーストウッド、マイケル・ケイン、ビル・マーレイ、ゲイリー・オールドマンなどなど…
某ウイルス禍の世の中ですし、いつ病魔に侵されるか、いつ不慮の事故に遭うかなど、誰もわからないですからね。本当に怖い。
それに死亡だけじゃなくて、バンドやアイドル、お笑いグループの解散や脱退だって、いつ起こるかわからないし、もし突然起きた場合、心の準備もないまま、虚無に投げ出されることになる。
だから、結局この記事で僕が何を言いたいかというと…
早く会いに行ってください。
「まだ早いから」とか「わざわざ見るまでもないから」とかそんな意味の分からない理由をつけるんなら、早くライブかなんかのチケットを確保して会いに行ってください。
明日解散するかもしれない、明日死ぬかもしれない。
そう思うと、足が軽くなるかもしれません。
決断したら、行動あるのみ。今すぐに会いに行ってください。
推しに関する後悔は絶対にしないように。
皆さんの推し事を応援しています。
また明日。
小金持ちの皆さん!恵んで恵んで!