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2強をつくり出せ

 どうも。給料の額面に「後輩の面倒見代やケツ拭き代」と記載するべきだと思うシエスタです。自分の給料に何が含まれているか自覚するべきだと思いますYO。

  さて今日は、「2強をつくり出せ」というテーマでお伝えします。個人の時代だと言われ続けていますが、都会と地方の強みは切り分けて考えるべきで、地の利を活かした戦い方が存在します。今回はこれからどの方向に矢印を向ければいいかみたいな話です。どうぞよろしこ!
(※よろしくお願いします)

各都道府県が目指すこと

 結論になりますが、各都道府県が目指すべきなのは「甲子園で戦える2強をつくること」です。2020版チームが強くなるための御作法は、自分たちが強くなるのではなく、自分たちの周りを囲んでいるチームに強くなってもらうという視点です。つまり、個で勝負できる私立学校は除いて、地域で強くなるべきだということです。
 歴代の甲子園常連校を例に出すと、横浜高校・東海大相模高校(神奈川県)、前橋育英高校と健大高崎高校(群馬県)、沖沖縄尚学高校と興南高校(沖縄県)、大阪桐蔭高校と履正社高校(大阪府)などが挙げられます。甲子園で勝ち切るヒントとして、凌ぎを削りながら地方予選を戦えることが必要だと感じています。では、なぜ2強なのかを例を出しながら説明していきたいと思います。結論を言うと、野球人口の減少がある中での力関係の分配です。
 まず1強の力関係は、大所帯になる傾向があります。選手がチーム内で埋もれてしまいという傾向にあり、他のチームに行けばエースや4番になれる選手が18の椅子取りゲームに入れないなんてことはザラにあることです。つまり、才能を潰して試合に出場できない選手を量産しているわけです。例えば、福島県代表の聖光学院があります。別に上記チームや福島県を否定するわけではないのですが、この1強という力関係を長らく見直さなかったのは完全にシステムエラーだというのが感想です。聖光学院は非常に力がある良いチームで、地方大会で14連覇を果たしているという偉大な記録を打ち立てている実績があります。しかしながら、全国では勝ちきれないという事実があるわけです。この原因として、県内の力関係があるというのが考察です。仮に福島県代表が全国制覇を目指すのであれば、対抗馬となる高校が出現により、予選から凌ぎを削らないと厳しいのではないかというのが筆者の見立てです。
   次に3強の力関係は、力が均等に分散してしまうという構図になります。これは、携帯のキャリアを考えてもらうとお分かりですが、力が均一に分散してしまい、競争が起こりにくい構図になってしまいます。「iPhone」はどこで購入しても価格が大体同じですよね?これは価格競争がないからで、高校野球のリクルーティングでも似たようなことが起きています。したがって、予選は組み合わせの運による代表決定になることが増え、新規に割り込むことが難しくなるという傾向があります。米携帯キャリアのように4強になる仕組みにしたり、楽天キャリアのように新規参入に動いたり、力関係を見直すことが必要なのは間違いないことです。
   終わりになりますが、歴代甲子園を沸かせるには予選で競い合わないと全国制覇は厳しいというのが持論です。そのために、強固な2強を地域でつくり出すことがヒントになると思います。過去に起きたことには必ずヒントが眠っています。自身の地域を見直しみるといいと思います。高校野球に人生を捧げる関係者を応援しています!

 以上、ジャッジへの不満が噴出し続けている北京五輪を見て、「もはやジャッジは人間がやるものじゃね」と思うシエスタでした。ヒューマンエラーじゃなくて、システムエラーだと思いまーす。バイバーイ👋

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