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NPBにつながる導線を多くせよ

 どうも。年金に関する街頭インタビューを見て、日本人マネールテラシーの低さに絶望しているシエスタです。お金についてちゃんと知ろうと思いました。

 さて今日は、「NPBにつながる導線を多くせよ」というテーマでお伝えします。高校野球はビックビジネスになっていますが、果たして今後続いていくのでしょうか。持続可能な高校野球に向けての戯言になります。どうぞよろしくお願いします!

大きな既得権益

 結論になりますが、NPB(日本プロ野球機構)につながるルート(道)を増やすべきだと思います。現在、高校野球からドラフト制度を経てプロ野球に進むというのが1つのレールとなっています。例外として、過去に中学卒業と同時にMLB(メジャーリーグ)やその後のNPB復帰を目指して渡米した選手がいましたが、厳しい現実をつきつけられました。この背景に、高校野球に大きな既得権益があり、高校野球なくしてキャリア形成ができないのが現在のシステムです。可能性を秘めた日本の宝が大人の事情で潰されているほどつまらないことはなく、日本はどこまで他人の足を引っ張り続けるのかと残念な気持ちでなりません。では、他競技のアマチュアスポーツも同様なのかと問われると、答えは「NO!」です。
 よく引き合いに出すのがサッカー界なのですが、高校サッカーは「高校」と「ユース」という複数の選択肢があります。交わることがあまりないのですが、どちらか上手くいかなくてもやり直しがきくシステムになっています。この複数の選択肢が野球界には用意されていないのです。サッカー界は常にグローバルな視点で、取り組みや考え方がとても参考になると思っていて、世界一を経験していないという危機感や時代に合わせて変化しないといけないというマインドを多くの指導者が持っています。サッカー指導者と接点を持って肌で感じたことです。
 一方で、野球界は変に世界一を獲得してしまったがために、変化できない体質になってしまっています。「テクノロジーが導入され変化してるだろ!」と思われるかもしれませんが、野球界が本当に変化するのは、現在イスにドッカリと座っている方々が退いた時だと思っていて、そのためにコソコソ発信しているのはそのためです。
 お話が逸れたので戻しますが、高校野球にも選択肢を増やさなければいけないと感じていて、人間対人間なので学校や指導者と合わなかったからさようならというのはイケてないですよね。10代20代なんていくらでもやり直しがきくのにも関わらず、1発レッドカードは才能を潰すほかありません。なぜ学童期には、NPBジュニアチームがあるのにも関わらず、中学や高校になると聞かなくなるのか、この辺りに変な臭いが充満しているのは言うまでもなく、野球界の将来が右肩下がりの原因になっています。いずれにしても、高校野球をスルーしてもプロ野球を目指すことができるルートを早急に増やすことが急務であり、既存の民間チームやアカデミー等の支援をするべきだと感じています。将来にもう少し危機感を持ちましょうよ!みたいなお話でした。高校野球に関わる関係者を応援しています!

 以上、地方はなんで東京のパクリをしてしまうのか疑問に思うシエスタでした。地方は地方の良さを活かし、行政もやればいいのに…。バイバーイ👋

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