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"全校応援"を廃止する

 高級車よりトゥクトゥクに乗りたいシエスタです。カスタマイズの妄想が止まりません。
(※金色の4人乗り希望です!)

 さて今日は、『"全校応援"を廃止する』というテーマでお伝えしたいと思います。地盤固めを地道にやっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
(※生徒ファーストでいきます!)

廃止するメリット


 全校応援を廃止するメリットはいくつかありますが、今回は2つに絞って整理したいと思います。

①生徒や教職員の負担を減らせることです。阪神甲子園球場(兵庫県)で大会を設定している以上、会場まで(距離関係なく)移動を強いられます。近畿地方ならまだしも、遠方にある高校は負担増になるわけです。生徒の体調面の負担を考慮すると、長時間の移動は強制するべきではありません。
 また考えなければいけないのは、引率する教職員の負担です。以前、某学校の辛辣な声が公となり、世間で話題になりました。有事に対して、教職員に責任を押し付けられるのは負担が重すぎます。リーダーは寄り添わなけれはいけない点だと思います。
 

②応援してくれる人を減らさないことです。これから考えなければいけないのは、応援を辞める理由をつくらないことで、"増やす"より"減らさない"ことです。
 高校野球という言葉を知らない高校生はいないと思います。なので、これから高校野球から離れる人を生まない仕組みを設計し、高校野球に背を向ける理由をつくらないことが重要になります。
 以前、甲子園大会出場後に同学級の友達に感想を聞いたところ、「10時間移動はしんどい、なんで俺らまで強制されるの?」というのが本音でした。自分達を応援してくれた友達にこんな想いをさせてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。高校野球を否定的に想う理由をつくってしまったのです。
 有識者の方々が"野球人口減"という課題に対して、「各組織が一枚岩となってやること」ということを言及されていますが、今後日本の野球人口が大きく増えることはないと思います。なぜなら、少子化の影響で各競技がパイの取り合い(椅子取りゲーム)になっているからです。そのために、他競技(バスケットボール)をヒントに再設計するといいと思います。
(※詳しくは次の機会でお話します!)


 タイトル回収になりますが、全校応援を撤廃することを推奨します。勿論、「応援したい!」というのであれば"球場入り"や"パブリック会場"で応援すればいいと思います。つまり、選択肢を残しておかないと世間の目がより厳しくなり、後世の可能性が減ってしまうということです。応援スタイルも変化したので、フレキシブルに考えるべきです。高校野球に人生を捧げる指導者を応援しています!
(※後世のことまで考える男前です...)


 以上、できれば助手席をお願いするシエスタでした。バイバーイ👋

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