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やりたい事が見つからない理由

仕事はできるけどやりたい事が見つからない人をよく見かける。頭も良いし行動力もあるし勿体ないといつも思う。

そんな人と話していると、根本的に欠けている事がある。

答えを先に言うと、「あなたは何者なのか?」を考えていない。

答えられるか答えられないかはあまり関係なくて、この問いを考えているかが重要だ。

もう少し簡単に説明するために、武井壮さんのエピソードを紹介したい。

武井壮さんは小学生の時に、「毎回ホームランを狙ってバットを振っているのに、なぜ毎回ホームランが打てないのか?」を先生に聞いたらしい。しかし、答えられる大人はいなかった。コップを持とうとして持てなかった事はないし、ドアを開けようとして開けられなかった事は無い。なぜホームランが狙って打てないのか?

ある時、父親がビデオカメラを買ってきたので、バットを振っているところを撮影して見てみたら、頭のイメージと全く違う動きをしているのに気が付いて愕然したらしい。

そこから、そのスポーツの練習をする前に、自分の身体の動かし方を練習してからスポーツの練習をすべきと考えて、イメージと動きのズレを少なくするという練習をしたという。

よくよく聞くと納得できるが、実際できている人は少ないと思う。

先程書いた「あなたは何者なのか?」という質問も同じで、根本として自分自身が何者なのか?何が好きなのか?どういう風に育ってきたのか?何に感動したのか?今やっていることは何故しているのか?などを考えて自分という枠を大体捉えていないと、やりたい事なんて見つからないと思う。

やりたい事を見つけたいなら自分に質問し続けよう。

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