人は人

今回のタイトルは、「よそはよそ、うちはうち」という意味の「人は人」じゃないです。

人は人であり、道具や手札じゃない

ということです。企業に属しているとたまにツール（道具）のように使われることがあります。それは、労使の関係があるがゆえ、仕方のないことではあるのですが、やはり気をつけたいところです。

僕があまり好きでない言葉に「リソース」というものがあります。

ぜひこの案件をやっていくために、潤沢なリソースをご用意いただき・・

などと言われることがありますが、正直イラっとします。

俺の仲間は道具じゃねぇ

すべてはここに行き着くのですが、もちろん、「リソース」という言葉は、資源や資産という意味があることは十分わかったうえで・・・です。わかった上でもなぜかリソースという言葉を僕は使いたくないのです。どうも軽い感じがしてならない。

仕事に限らず多くのことは一人ではできません。だからこそ、すべての人は仲間です。上下関係というものは作るものではなく、下から生まれるものが理想だと思います。

以前、たしか、とある俳優さんがTVの番組で言っていたと思います。

舞台の座長というものは「なりたい」と言ってなった人ではなく、「なってくれ」と言われてなった人のほうがうまくいく

記憶が曖昧なので、細かい言葉はお許しいただきたいのですが、この言葉を聞いて、とても反省をした記憶があります。その頃の僕は、どちらかというと変な上昇思考があったように思います。その変な部分をこの言葉で反省しました。媚を売るように聞こえるかもしれないのですが、周りの人たちにそのように言ってもらえるような仕事をしようと思ったのです。

ということもあり、僕は人は人として接したいし、リスペクトをしたい。人は人です。大切な存在です。