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30%とか40%でのアウトプット

企画とかアイデアとかって30%とか40%の段階でアウトプットする

実は僕のスタイルはこういう感じなんです。もちろん、手を抜いた30%とか40%ではなくて、全力で30%を作るんですけど・・・。

これには大きな理由があって、企画とかアイデアとかは提案する相手がいて成立するものと思っているわけです。つまり相手の気持ちが乗らないと完成しないのです。

こちらから100%を持ち込んでしまっては、もうそこに余白はないわけです。余白がないと相手つまり、クライアントの要素が注ぎ込まれない。

それでもいいという人もいるかもしれませんが、僕の経験上そういう状況になった場合、「え?これ一生懸命なの俺だけじゃね?」という感覚を持ってしまう結果に陥るケースが多いのです。

そりゃそうですよね、だって、こっちの意見だけで仕上がってるんですもの。

余白を作るという意味で100%ではないわけですが、ならば70%でもいいじゃないか?ということになります。確かにそうなんです。そうなんですが、それはあくまで最終段階に近くなった時の話。

今の世の中、クオリティもですが、スピードも必要です。70%にファーストステップを持っていくにはそれなりに時間がかかるので、30%でまずはアウトプットをしていこうというのが僕の中の発想です。

ここで重要なのは、フィードバックです。フィードバックをもらえるような演出も当然必要です。もし相手が「出してくるものは100%でしょ」という意識のもとでこちらの30%をみてしまっては話になりません。怒られる事象です。

別に怒られないために・・というわけではなく、提出物に対してこちらの意図をきちんと汲んでもらうためにはフィードバックをもらえるような演出や説明は必須です。

世間では共創みたいな言葉が使われ始めて久しいですが、なかなかその状況に出会ったことは実はありません。その状況に持っていくための一つの方法として30%とか40%でまずはアウトプットする・・・というのは手段のひとつとしてありだと思います。

そして、コミュニケーションを取れば、そこには共創があると思うのです。

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