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オンラインではコンテンツの何が変わるのか?

半分受け売りな話ではありますが、今日はオンラインコンテンツについて書いてみようと思います。

仕事の関係上、やはりこの時期「オフラインが難しいからオンラインで何かできないか?」という相談を受けることが増えています。この時、僕がまず重点をおきたいのは

「そもそもオフラインでどれだけの集客があったものなのか?」

です。オフラインで100程度のものをオンラインで万へというのはあまりにも夢を見過ぎだと思うのです。たしかに可能性はゼロではありませんが、かなりのハードルは高い。オフラインからオンラインに変わることでコンテンツというものにおいて変わるものと変わらないものを整理しないといけないと思います。特にオンラインになったときに変わるものってなんなのか、考えてみましょう。

変わるもの その1

変わるものとして考えられるのは、ユーザーの行動に対する姿勢です。オフラインの場合、「ついでの行動」というものがあると思います。例えばセミナーにいくとした場合、行った「ついでに」ショッピング。もしかしたらショッピングのついでにセミナーなのかもしれませんが。。ところが、オンラインに変わった時点でこの「ついでの行動」は皆無になります。オンラインで何かに参加するということはそれ以上でもそれ以下でもなく、それです。

これはとても大きな変化です。

変わるもの その2

他に考えられるものとしては、ライバルです。オンラインでコンテンツを配信するということはオンラインコンテンツのひとつになるということです。この時のライバルは、普段オフラインで競合としていたものではなく、「Netflix」や「Amazon prime video」などがライバルになってきます。twitterやfacebookなどのSNSだってオンラインコンテンツとしてのライバルになるのです。要は、時間の奪い合いがオンラインというひとつの場で行われるようになるので、かなりの競合勢揃いの場所に入っていくということになります。

変わるもの その3

その1で書いた姿勢に関係することのようにも思いますが、そのコンテンツに対する集中時間の使い方です。オフラインの場合は、物理的な移動が必要です。またさらに、その場所に拘束されそのコンテンツに没頭しないといけません。

例えば、好きなアーティストのコンサートがあったとします。それが平日にあった場合、仕事をしている人は、半日有給をとるかもしくは休日にして会場に赴くわけですですが、オンラインになった場合ギリギリまで仕事をするということもありえるでしょう。もしかしたら、仕事をしながらコンテンツを「ながら」で視聴するかもしれません。集中時間が大きく変わるのです。

オンラインにはオンラインの戦い方があるのは当然ですが、オフラインでの負けを一発逆転でオンラインで行うことは、まぁ難しいと思っています。まずオフラインという環境でどこまでできていたのか、できていなかったのかを明確に把握した上で、その上で、オンラインの特性を見極めて行動することが必要だと思っています。


もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!