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与えられる課題を超える課題を設定する
クライアントワークをしていると、与えられる課題の内容がちょっと本質からズレてるなぁと感じることがあります。その時に、与えられる課題を超える課題を設定することがあります。今日は少しそんな話です。
僕らはそれなりにプロフェッショナルとして仕事をしています。もちろん、そこにはプライドがありますし、だからといって傲りはありません。対価の対象を労働ではなく、仕事におきたいがために、自分自身に向けたカセではありますが、プロフェッショナルを意識しています。
与えられる課題というものによって仕事が生まれる業界であれば、仕事の起点のほとんどが「与えられる課題」であることが多いわけです。もっと言えば、この「与えられる課題」によって仕事の方向性、解決の方向性が大きく変わってくるわけです。
そしてこの「与えられる課題」を与えるのは誰かというと、そうクライアントなんですね。お客様です。お客様はお客様のいる業界ではプロフェッショナルですが、そこでは対応できない領域であるために別の業界に代行依頼をするわけです。
うーん、汎用的な言葉にするとふわっとしますので、少し具体例をあげますが、飲食店は飲食業界としてはプロですが、客寄せに関してはプロじゃないからホットペッパーに客寄せを依頼するということです。 #はじめからそう言えよ
このときに飲食店から出てくる客寄せに関する課題が本質を捉えていないことがあったりするわけです。例えばこんな感じ。
「どこにも負けないうまい料理を出してるんだけど客が来ないのは、このチラシのデザインが問題だと思うんだ。だからデザイン変えてよ。。。」しかしよくよくその店を見てみると、店の軒先が掃除されていない
極端な話をしていますが、これに近いことはたまにあるわけです。たぶん、同じような業界にいらっしゃる方だと共感してもらえると思います。 #もし共感してもらえたらスキをお願いします
そんな時に、「与えられた課題だから」といって、チラシのデザインを変えるのは果たしてプロとして正解なんだろうか?というのが今日のテーマでもあります。宿題返しという名目であれば、正解でしょう。
しかし宿題を返すならある程度の力があれば誰でもできる。僕はそこを超えたいと思っているため、「いや店の前をまず片付けましょうよ」と言ってしまいます。
もちろん、すべてがすべて自分が正しいとは思っていませんが、ちょっと違うよなと思うことは、素直に違うんじゃないですか?と言いたいと思っています。そして、ただ違うというのではなく、プロとして「こっちの方だと思います」と提案することも時々は行うようにしています。あ、毎回じゃないですよ。
結果的に、むっとされることも多々ありますし、考え直すというフェーズを作り出してしまうこともありますが、案件によってはそこに突っ込むこともします。
与えられる課題を超える課題を見つけること、それも僕の仕事だとも考えている・・というお話でした。
・・めんどくさいやつでしょ笑
もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!