アウトプットの場はどんなところか意識してますか?
アウトプットの仕方というのはしっかり考えた方がいいと思っています。アウトプット先がどのような場所なのかを配慮した形を見ておかないと伝わるものも伝わりません。
紙で出す場合
紙で出す場合は一覧性は高いという特徴があります。閲覧者がアウトプット物との物理的な距離で拡大縮小が出来ますので、相手に委ねることができます。相手に委ねるが故に、こちらのリズムで展開ができないというデメリットがあります。
画面で出す場合
画面で出す場合は、その画面の大きさによって見え方が大きく異なります。例えば画面が小さい場合、遠くにいる人に見えにくい状況にもなります。しかし、画面でやるとこちらの都合で進行することができるというメリットがあります。
最もやってはならないこと
一番やってはならないことは、紙のアウトプットの状況を画面で出したり、その逆をしていまう、つまりチグハグな状態でアウトプットをしてしまうという状態です。
具体的にいえば、紙ベースで作った企画書を画面でスライドで見せるという状態です。皆さんも経験があるでしょうが、読むモードで作られている紙ベースの企画書は画面ではみにくいのです。
この状態を作ってしまっては、閲覧者にストレスを与えることになります。コミュニケーションの初動がマイナス方向からスタートしてしまいます。これでは、回復するのにとてもパワーを使います。
パワーの使い所を考える
コミュニケーションを重視する場合、パワーの使い所を考えないとただ疲れます。その一つが今回書いてみた、アウトプットの場所です。
これはよくプレゼン的な話に感じられますが、プレゼンだけではなく、会議資料とかも同じです。自分のアウトプットがどんな場でコミュニケーションを取るのかを予め理解して、変なパワーを使わないように心がけていきましょう。
もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!