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セルフカバーで新作を作るということ

毎日毎日コンテンツを出していくというのは大変なことです。なにせ、その分少なくとも新しい経験や知識を仕入れたり、考えを巡らすという行為をしなければ新しいものを生み出すというのは、アウトプットするというのは本当に大変なことです。これは僕自身が身をもって感じていることです。

まして、今や配信する先は多種多様にありそれぞれに合わせたコンテンツ作りをしていたら1日なんてあっという間に終わります。

世の中にはYouTuberやポッドキャスター、ブロガー、ライバーと言われるいわば専門職があります。彼らがもっているノウハウや技術はそれぞれに凄いもので、その知見で戦われています。ただ、戦場はそれぞれ自分の範疇で戦われているというのがひとつのポイントだと思っています。

YouTuberはYouTube向けのコンテンツ制作をしているので、コンテンツの流用はなかなかやりにくいのが実態でしょう。具体的には、YouTubeで撮影した商品の紹介動画は、そのままポッドキャストにはなりにくい。そのポイントは、例えば「これ」とかの視覚情報があることを前提にしたしゃべりになってしまうと、すぐさま音声だけのものになることは難しく、音声用のコンテンツを別で作らないといけません。

専門性が高くなれば、コスパが悪くなるのは当然。汎用性の高いコンテンツを作れば流用がしやすくなり生み出すというコスパは上がるでしょう。

とりあえず、コンテンツはコピーが容易にできるのがデジタルの強みです。誤解を恐れずに言えば、デジタルになったコンテンツは無限量になるということになります。コンテンツの肝を決めてコピーしてアレンジして、いわばセルフカバーをすれば新しい見え方が生まれ、新しいコンテンツとして誕生したように見えます。

そのセルフカバーがやりやすいように、もとのコンテンツ(ここでは素材というほうがいいかしれませんが)から設計しなければならないということは当然あります。全体の青写真をどこまで見ていられるか、これも肝のようです。

コンテンツを無限に生み出すのか、コンテンツの肝を上手く利活用して新しいものを生み出すのか。

僕の新しい課題です。

もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!