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343. 2020年一番学んだ考え方「可処分時間」

ずっと言ってきていますが、2020年の僕は「発信」がテーマでした。しかし、その「発信」つまりアウトプットのためには、それなりのインプットを要するのです。当然ですが、この作業は本当に当初はしんどいものでした。

そんないろんなインプットをしてきた中で今年一番といってもいい考え方があります。それは、タイトルにもしている「可処分時間」というものです。

可処分時間とは

僕は今年まで可処分時間⏰という言葉を聞いたことはありませんでした。
これを読んでくれている方の中にもいらっしゃるかもしれないので、
ご紹介しますね。

こちらの記事の説明がわかりやすいかと思いますが、抜粋しますと、

「可処分時間」とは「自分の判断で自由に使うことのできる時間」のことを指します。例えば、社会人の場合、仕事から帰ってきてから寝るまでの時間がこれにあたります。この時間はご飯を食べたり、テレビを見たり、お風呂に入ったり自由に過ごすことができますよね。他にも、朝起きてから身支度を始めるまでの自由な時間も可処分時間に当たります。

ということです。なんとなくのイメージができればいいと思います。

そして様々なエンタメはこの可処分時間の取り合いであると言われます。この場合のエンタメに僕は情報取得の時間も含むつもりでいます

僕は今、このnoteを読んでくれているあなたの可処分時間を奪っている状況です。これが最終的に「奪われるに値するか否か」によって僕の次が決まります。この可処分時間という考え方は非常にシビアではありますが、サービスの提供、情報の提供などを含むすべての提供者において必要な考え方であると思います

睡眠がライバル

NetflixのCEOであるリード・ヘースティングスも以前この可処分時間に触れるような言葉を出しているようです。こちらの記事によると、

ヘースティングス氏は過去に、Netflixの最大のライバルは別のネットワークではなく睡眠だ、とも語っている。

つまりNetflixはすでに可処分時間の中での競争ではなく、ライバルは非可処分時間にあるとしていると言えます。僕はかなりオーバーな表現だとは思いましたが、よくよく考えてみると視覚を必要とするサービスにおいては必ず可処分時間にならざるを得ません。非可処分時間をどれだけ可処分時間にもってくるかを考えないと限られた資源の奪い合いになるので、このような表現をされたのだと思いますが、流石に睡眠を奪われると生命の危機を感じますが。。。

というのもあって、僕がキーワードとして思っているのが「音声」ですね。
またこれは別の機会に。。。。

2021年のYoutuber

先日newspicksの番組で、「タレントはDXでどう稼ぐのか?」というものがありました。この中で、キングコング西野が言っていた言葉が印象的です。

「可処分時間が増えるわけではない。プレイヤーが一人増えたら一人当たりの再生回数は減る」

https://newspicks.com/movie-series/10?movieId=978

非常に本質をついています。実際そうです。いわば飽和した状態になります。このときにどうやってそこに自分をおき、勝っていくか、もしくは負けないようにするかを考える必要がありますね。

まとめ

「可処分時間」という考え方を学んで、考え方の整理がしやすくなったことは間違いありません。整理がしやすくなったのですが、若干「本質めいたもの」になってくることが多くなり、「そうなんだけどさ」という回答をもらうことも増えた気がします。これは少し気をつけなければなりませんが。。。笑

もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!