見出し画像

僕の思う、未来と過去の数字の扱い方

数字というものは、とても説得力もありわかりやすいものではあります。それが故に、扱いによってポジティブにもネガティブにも感じるものではあります。今回は少し数字について考えてみましょう。

どうも、稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。よかったらスキやフォローをお願いします。@sevenina

さて、どんな時に数字を使ってコミュニケーションをとるかを考えましょう。例えばこんな感じでしょうか?

 報告
 実績
 目標

多くの場合は、初めの2つではないでしょうか。これらは事実を伝えるためにあるものだと考えられます。事実を客観的に捉えるために数字を使うという言い方のほうがいいでしょう。つまり過去を表現し、コミュニケーションをするために数字を使うというものです。

このときの数字には、感情はいらないと思っています。繰り返しますが、客観視が必要なものですから、変な感情は持ち込まない方がいいと思っています。ただの事実。この数字に対して何を思うかは必要ですが、数字に感情を込める必要はありません。だって、言ったってどうしようもない。原因を突き止めて、次にどうするかのほうが大切です。

ここで感情をついつい入れてしまうと、数字のマジックを使ってしまうことがあるわけです。比率を使うというマジックです。

比率を使うと小さい数字でも大きく見せることができます。印象ってやつですね。比率を使う時は背景の説明も付与しないと、事実がぼやけることがあるので注意しましょう#逆にぼやかしたいことがあると睨んだほうがいい

では残りの「目標」について。これは完全に「未来」を語る数字です。この場合の数字には感情が必要だと僕は思っています。雑な言い方、安直な言い方にはなりますが「やる気」「モチベーション」「夢中」「熱中」とかいう完全に精神の話を持ち込むべきです。

なぜなら、もともと数字というのは無機質で客観的なもの。それを未来の言葉として話してしまうと非常にドライな感じを聞かされた側は持ってしまいます#僕らは機械じゃない
過去を語る上では、この客観的というものが功を奏しますが・・・。

さて、どうでしょう?

こんな数字ですが、ついつい逆に扱ってしまいませんか?

過去の数字に感情を入れ、
未来の数字から感情を抜

こんなコミュニケーションを取ってしまっていませんか?数字を使って話をする際には、少し気にしてみてはいかがでしょうか?

過去の数字から感情を抜き、
未来の数字に感情を入れる

数字をうまく使っていきましょう。

もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!