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「泥団子理論」

小さい頃、泥団子を作ったことは誰もがあると思います。先日ふと、成長というかレベルアップというか挑戦というようなものって泥団子づくりに例えられると思いましたので、今日はその方向で話します。

泥団子を作るとき、目的はまん丸の綺麗な球体ですが、初めからまん丸の綺麗な球体にはなりませんね。当然ごつごつしたものからスタートします。しかも「この泥はこの辺に」「あの泥はあの辺に」というような設計などせず、まずは「がさっ!」と泥を手にとって丸めます。そこから角を取りながら丸くしていくわけです。

さて、僕らの挑戦や成長においてこの話をアプローチしてみると、変な準備などせずまずはやってみるというのが、この「がさっ!」というところではないでしょうか?泥団子を作るというビジョンは決まっていて、そこから妙な設計や策などは練らずまずは「がさっ!」と泥を手に取るようなスタートしてみましょう。

そして、そこから角を取りながら整えていくのですが、いつかそれなりの球体になります。ここからが今回のポイントです。

それなりの球体になった泥団子をさてこの先どうするかです。

無意味にさらに角をまるめようと角をとっていくと、泥団子はいずれ小さくなってしまいます。小さくなって凝縮されればいいのですが、どんどん脆くなるのが泥団子です。

それなりの球体になった泥団子のクオリティをあげようとしたら、そのままを転がすのではなく、例えば細かい砂を振ってみたり、色がついた粉を振ってみたり、時には手ではなくストッキングで削ってみたりと、今までとは違うアプローチが必要です。これまでの延長ではなくこれまでと違うアプローチです。

もしかたしら、クオリティをあげるのではなく大きさを大きくしたいと思うかもしれません。その時には、新たに泥を積み重ねていくのでしょう。

もしかしたら、もうその泥団子は終わりにして、新しい泥団子を作るということになるかもしれません。

僕らの成長や挑戦もそうです。

・同じ方向でやる場合
・もうそれは終わらせて、新しい方向に向く場合
・同じ方向で違うアプローチを施す場合

そしてもう一つ共通していてほしいことは、泥団子を作っていた時のワクワクした感覚を同じく持っていたいということです。

もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!