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コミュニケーションについて特に考えるマガジン

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#伝達

汝、一次情報を求めよ。

情報社会になって手元にさまざまな情報がやってくる時代です。その情報の鮮度や粒度、解像度、確度などいろんな「度」がありますが、人を経由すればするほど「度」が下がっていくものです。 これは伝言ゲームと同じようなもので、初めに聞いた人から徐々に変わって伝わっていくのです。 例えそれが、誰もが知っていることであったとしても伝え方が段階を踏めば、ほんのりだったりニュアンスとか言われるものですが、変わっていきます。それがあるとき、突然変異を起こして全く別のものとして伝わってしまうこと

「あれ」が気になって仕方がない

ここ最近、周りの会話から聞こえる「あれ」「これ」が 気になって仕方がありません。 まだ「これ」は許容できるのですが、 「あれ」に対してすごくアレルギーがあります。 「あれ」にアレルギー・・・・ダジャレになってしまった。 さて、「あれ」についてです。 そもそも「あれ」というのは、 少し離れたところから対象物を差していう言葉です。 手元にある場合は、「これ」ですし 手元からちょっと離れたところだと「それ」 その先にあるものが「あれ」です。 少し先にあるものを指差して「あれ」と

たまに思い返してあのジョブズのプレゼンをみるんです

その人に伝わる言葉で伝えるということを あなたは意識していますか? 今日はそんなお話をさせてもらいます。 どうも稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。普段から毎日noteを更新したり、ポッドキャストを週一回リリースしたりと日々情報発信をしています。 よかったら各種フォローいただいたりコメントいただけると嬉しいです。 さて挨拶はこれくらいにして・・。 その人に伝わる言葉で・・ということですが、 今回は特に新商品や新しい考え方の部分にフォー

自分が何を伝えたいのか、きちんと整理できていますか?

"自分が何を伝えたいのか・・ これが意外と整理できていない人が多いなぁと思います。" ===== どうも稲本(@sevenina)です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。普段から毎日noteを更新したり、ポッドキャストを週一回リリースしたりと日々情報発信をしています。 よかったら各種フォローいただいたりコメントいただけると嬉しいです。 ==== 皆さんもあると思うのですが、 プレゼンテーションや説得や案内などを受けた場合 「・・で結局君は何が

情報を扱うものとして気をつけてること

どうも稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。普段から毎日noteを更新したり、ポッドキャストを週一回リリースしたりと日々情報発信をしています。 よかったら各種フォローいただいたりコメントいただけると嬉しいです。 さて、今回は僕が気をつけてることについてです。 コミュニケーションや情報伝達に関する仕事を していると書いていますが、 簡単に言うと、ウェブサイトを作ったり、 動画作ったり、広告作ったりしてるんですね。 そんな仕事をしてると とい

情報の傾きについて

実家の父母と話をしながら 情報の傾きを感じました。 今回は少し難儀な話です。 どうも稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。普段から毎日noteを更新したり、ポッドキャストを週一回リリースしたりと日々情報発信をしています。 よかったら各種フォローいただいたりコメントいただけると嬉しいです。 さて、今回のテーマである情報の傾きですが、 父母に対して感じたのではなく、 父母を見てて自分にもその傾きがあると 感じた次第です。 例えば、 コロナに対

現在地の説明をしてみてはいかがでしょうか?コミュニケーションの話。

最近増えてきた仕事のひとつに「説明」があります。 これまでも説明は行ってきましたが、 最近の説明はまた少し違う毛色を持っています。 そして同じくこれまでよりも「説明」に対して 意識が向くようになったと言うか、 その重要性を理解し始めてきた感じもあります。 まだ発展途上な頭の中ですが、 その状況も共有させてもらおうと思いまして 今回記事を書いてみています。 様々なシチュエーションで説明って必要です。 一番わかりやすいのは制作物に関して どうしてこういうデザインになったのか

「知ってるつもり?」の情報伝達には気をつけようと思います。

「知ってるつもり!?」という番組が昔あったことをご存知の方は もしかしたらこのnoteのユーザー層には少ないかもしれませんが、 とにかくそういう番組があったんですね。 別に今回の内容は全く関係ないのですが、「知ってるつもり?」な話です。 この記事を書いている直前にニュースが飛び込んできました。「まん延防止」が延長したという内容の記事です。 このニュースをみたときに「知ってるつもり?」と思ったんですね。 どこがかというと・・・、 この箇所です。「など」とされている部分。

noteをずっと書いてきて、書くこと以外についてきた力の話

noteを書き始めた理由は人それぞれでしょうが、 僕の場合のスタートは、単純にアウトプットの力をつけるためでした。 品質はどうかはわかりませんが、 とにかく基礎体力をつけるためにnoteでアウトプットを この2年間繰り返してきた結果、 おまけ的についてきた力はいろいろあります。 まずその前に僕のnoteを書くスタイルから言いますと 下書きは基本的に行いません。 文字にして落とし込んでいます。 もちろん、書きながら前後の文字、 特に直前の文章は見えるわけですから、 100%

物事を伝えるときの方法論はひとつじゃない

誰かに何かを伝えるとき、伝える方法を複数携えておきましょうと言う話です。早速結論になってしまいましたが、今日はこんな話を書きます。 こんにちわ。稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。記事を読んでよかったらスキやフォローしてくれると嬉しいです。ポッドキャストもやっていますので、そちらもどうぞよろしくです。@sevenina さて、方法論の話をする前に少し前提の話をしましょう。誰かに何かを伝えるときの話です。早速質問ですが、何のために伝えるんで

想像力とセットで鍛えるべき力は言葉にする力です

今回は想像力を言葉にする力を持とうという話です。 いくつかお知らせです。 こんにちは稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。もしよかったら、スキやフォローをお願いします。毎週水曜日と土曜日にはポッドキャストも配信していますので、よかったらそちらも聞いてみてください。この記事のリリース日に一番近いポッドキャストはこちらになります。@sevenina さて本題です。 想像力というのは、 僕ら企画を立てる職種にとっては すごく大切な能力だと思っ

344. 伝達とコミュニケーション

ついつい、 コミュニケーションと伝達を混同してしまうことがあります。 僕は今日から改めてこの2つを分けて考えてみようと思います。 こういう仕事をしてるから「プロ」として違いを自分の中で自分の言葉で明確にしておこう。その確認のために今日は投稿します。 お付き合いください。 伝達伝達・・・つまり伝えるということは、あくまで一方通行であると定義します。相手がこちらにベクトルが向いていようがいまいが、こちらから向いているベクトルを考えることを伝達と考えます。 ベクトルと表現した

質問がコンテンツをよりよく作る?

さて、昨日はひろゆき氏の記事のコンテンツ内容に対して書きましたが、今回僕はこの記事に入り込んでいました。ひとつの記事ではなく、間違いなくコンテンツとして楽しんでいました。なぜかな?と考えた時、「質問」がキーワードのように思いました。 読んだものは記事ですから当然編集もされているでしょうし、演出もされているものだと思います。それは理解している上でも質問というのはいいコンテンツを生む要素であるとすごく感じました。 読んでいる最中の僕の思考はおそらくこうです。読んでいながらいろ

コミュニケーションはキャッチャーの意識が重要

言葉を伝えるというのはすごく難しいです。そして同じく言葉を受け取るというのもとても難しいです。 コミュニケーションというものを考えているこのnoteですが、これまでピッチャー側(伝える側)の視点が多かったように思います。今日はキャッチャー側(受ける側)の視点で書いてみましょう。 キャッチャー側の話をする前に、キャッチャー側がコミュニケーションを気にしなければならないシチュエーションというのは、その先に「応じる」「応える」「対応する」というように伝えられることに対してちゃん