日本の経済
2011年5月6日 投稿
昨年頃から日本のGDPが中国に負けたというニュースが現実のものとなって流れていますね。経済学に疎いからか、個人的には一人当たりGDPの方が直感的に納得できる数値のような気がします。
で、それを見てみると
うわ、えらい下がってますね。えらいこっちゃ。
実際、先進国の中でも17位ぐらいに位置していて、アジアではシンガポールにあっさりと抜かれています。
今の若い人はそうでもないのかもしれないけど、私ぐらいやそれ以上の年代の人は、やはり日本はアジアの中の唯一の先進国で他の東南アジアの国々はバカンスに行くぐらいにしか思ってないのかもしれません。しかし現実はそんなうつつの夢の中にいる日本は置いてけぼりを食らっているんですね。
日本の成長ピークがバブルの頃(1990年ぐらいまで)だとしたら、当時はITといえばネットは普及していなくてパソコンもなく、コンピュータはそれぞれ計算機としてお役立ちの時代でした。しかし、その頃にピークを迎えた事がもしかしたら日本のIT化を遅れさせているのかもしれないなぁと感じます。2000年以降も成長し続けるアジア諸国に目を向けると高等教育もインターネット無しでは成立しないし、社会インフラそのものも当然インターネットを含めたITが基盤としてしっかり活用されているように思います。
中でもシンガポールは金融だけでなく様々なアジア圏ビジネスの中心として発展し続けていて、その要因の一つにインフラ投資の効率性が挙げられるかもしれません。なんせ国土面積がたかだ東京23区ぐらいなんですから、そこに国家レベルの投資が外資をしっかり活用しながら行われたら日本の利権にまみれた無駄な公共投資では勝てっこありません。
だから?諦めますか?
とんでもない!
I'll never surrender.
ですよね!
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