リプレースするより、ゼロからつくる。「未来問屋」を選んだのは「これから」を考えたから
ワンダークエスト株式会社は、単なる輸入商社ではなく、物販を通じて消費者や小売店の課題を解決するサービスや商品を提供する会社です。
2018年よりサービスを開始したECサイト「未来問屋」は、弊社がシステム制作したものです。ワンダークエストの代表取締役社長である岩田正信様と社員の宮本様、瀧様に、制作するきっかけとなった出来事や経緯、依頼しようと決めた想いについて、お話を伺いました。
ワンダークエスト株式会社
ファッションブランド商品の輸入商社。ドロップシッピングサービス「未来問屋」や海外から買い付けた商品を小売店に提供する卸売業を手掛ける。自社ネットショップのほか、運営代行や商品の発送代行など小売業に関するサポート業務もおこなっている。https://www.wonque.com/
ECサイト「未来問屋」が誕生したきっかけについて教えてください。
それまで使っていたA社製のシステムを「リプレース（古くなったソフトウェアを変更）します。」という案内が届いたことからです。
リプレースの理由は「セキュリティ向上のため」と聞いています。
正直なところ、A社からの案内には戸惑いました。業務の運用で困ってるわけではなかったからです。
部分的な改修にもかかわらず予算は「100万円程必要になる」といわれました。0からシステム開発するのと変わらない金額に負担がかかるし、あまり気乗りしないのもあって期限が近付いてもなかなか決断できませんでした。
その後リプレースをA社より再度催促されたため、セブンエージェントさんに相談してみようと思ったのがきっかけになった経緯です。
セブンエージェントに「まかせてみよう」と思った理由を教えてください。
A社の提案は現在の仕様をそのまま作り直すだけのものでしたが、セブンエージェントの提案はまったく違いました。
「0からシステムを作りなおしませんか？」と言われて驚いたのを覚えています。
提案からは「より良いものを作らせてほしい！」というセブンエージェントの熱意を感じました。
セブンエージェントに「依頼してよかった」と思ったのはどのようなところですか？
自分ごとのように、私たちの問題を一緒に考えてくれたところです。
我が社の複雑な事業構造をとことん理解したうえで、提案しようとする姿勢が感じられました。
開発中に感じた不安を解消することになった当時のエピソードがいくつかあります。
■ 業務を続けながら「0からのシステム構築」ができるよう工夫
通常業務と同時にシステム開発を進めるには、我が社の人員が不足していました。
セブンエージェントは実際の業務内容や業界を理解しようと、作業外のことでもかなり協力してくれました。おかげで導入までのハードルを低くできたと思っています。
A社システムからのデータ移行も、手作業が少なくなるよう工夫いただき、スムーズに運用を開始でき助かりました。
■ 仕様決めもリードしてもらって安心
仕様決定時には、私たちが理解できるように、明確な説明をしてくれました。全ての仕様を自分たちで決める自信はなかったためとても助かりました。
あらかじめ複数の仕様が選択肢として用意され、メリットとデメリットも含めたうえで選べるようになっていました。私たちが不利にならないよう、常に透明性を保とうとする心配りがうれしかったと記憶しています。
■ 費用について相談しながら決めることができた
以前使っていたA社リプレースの予算は100万円、これに対して新規開発はいくらになるのか心配していました。
実際は、相談しながら進められたおかげで予算内に収めることができています。
「心配で早く来てしまいました」と、リリース当日に私たちよりも早く、セブンエージェントの担当者が事務所に来られたのも懐かしい思い出です。
開発当時を思い出すと、セブンエージェントさんは、我が社の社員以上の熱量で「こうしましょうよ！」といつも提案くださいました。いい意味で「暑苦しい」、そのくらい真剣に考えてくれていると感じました。
最後にワンダークエスト様の今後の展望と弊社に期待していることがあれば教えてください。
新規開拓を進めながら顧客を増やし、将来は売上2倍を目指していこうと考えています。そのためには数々の課題に取り組む必要があるでしょう。
例えばメーカー直送時のデータのやり取りは、それぞれにテンプレートが違うため、処理には時間がかかります。
変化が激しいのがビジネスを取り巻く環境の特徴です。
日々変わり続ける事業に対応することや業務の効率化は、取引先やお得意先の企業さまの満足度にもつながります。
セブンエージェントには、私たちのパートナーとしてこれからも協力してもらいたいと考えています。
＜お客様フィットPOINT まとめ＞
・突然のリプレース宣告で困ったお客様にスピーディに提案
・事業形態や業務内容などお客様をとことん理解した上で提案
・旧システムからのデータ移行やリリース準備など切り替えの負担を軽減
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