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読書感想文「学年ビリのギャルが一年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」

ネットで大学合格のモチベーションになると聞いたのでKindleで購入してみました。

小学校か中学校の頃に有名になった本なので皆知っているはず。これは「偏差値がたった30、エスカレーター式で入れる大学も絶望的な状況の『さやかちゃん』が1年ちょっとで偏差値を70まで上げ、慶應大学を合格した」話です。

彼女は校長に「人間のクズ」と思われ、教師に目の敵にされていた。もちろん慶應大学に受かるとは思っていませんでした。

しかし彼女の母親である『ああちゃん』の存在や塾の先生として勉強を教えていた筆者を始めとした多くの人が合格を祈願しました。

無条件に受け入れてくれることの意味

何をやっても、どんな身分になっても、誰かが自分を受け入れてくれる、という精神的なセーフティーネットがあってこそ、初めて、人間って誠実になれると思うし、それによって人に好かれると思うんです。

坪田信貴 著「学年ビリのギャルが一年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」

社会や学校では行為とそこから得た結果で人の価値を決めることが一般的です。

功績を残した生徒や社員は褒められたり昇進したりするでしょう。

しかし、子育てではそれが全てではありません。行動を考えず子供を無条件に信じることもできます。

どの親もそれを考えているのにもかかわらずそれを表に出しません。

なぜなら社会で生活できる子供に育てたいと考えているからです。

しかし、それは学校では教師からの評価や定期テストの成績、会社では上司の評価が教えてくれます。

私の同年代の学生は自信がなさそうに見えます。

「彼女ができない」「成績が悪い」「根暗だ」と自分を攻撃しながら生活をしている人をネットや現実でよく見ます。

しかし、「今の君で問題ない」と言ってくれる人がいるだけで自己肯定感は良くなるとのではないでしょうか。

そうこの本を見て感じました。

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