見出し画像

転職したいワーママにキャリアシフトをすすめる理由

キャリアシフトとは

これまでのキャリアや経験を活かしながら、新しい領域(職種や業界)にチャレンジすることです。

よく似た言葉があり、ややこしいのでまとめます。

キャリアシフト(Career Shift):

これまでのキャリアや経験を活かしながら、新しい領域(職種や業界)にチャレンジすること。
「将来の展望」を考えて選ばれることが多い。

キャリアチェンジ(Career Change):

従来の職種や業界から、まったく異なる領域に移ること(キャリアシフトのひとつの形でもある)
「職業人としての展望」を考えて選ばれることが多い。

キャリアアップ(Career Advancement):

これまでの職種や業界においてスキルや経験を高め、役職や給与を向上させること

*ワーママにとって、この選択肢が難しいのは以前の記事で述べたとおりです。

キャリアダウン(Career Downgrade):

これまでの役職やグレードよりも、下の職位や業務担当となること

転職を考えるワーママは多い

キーワード検索で「ワーママ」と打つと「転職」が表示される割合は非常に高いです。

子育てしながら働くことは大変なことに間違いありませんが、「大変」を分解すると、「シミュレーションどおりにいかない混乱」が目立ちます。

・保育園に通うと子どもが熱を出すのはわかっていたが、体力が落ち切っている自分にもうつって治りにくい
・お迎え後の夕飯の支度やお風呂が大忙しなのはわかっていたが、保育園で疲れた子どもが寝てしまい、すべてのスケジュールがくるう などなど…。

仕事や職場の状況も、育休復帰しないと実際のところはわかりません。

・時短通り帰れないのに、給与はマイナスされる
・寝かしつけ後に仕事を再開しないとこなせない
・時間と自分の体力的に通勤が負担すぎる などなど...。

このようなシチュエーションで転職の文字がよぎるようです。

すべての希望を満たす職場は、子どもがいるいない、男か女かに関わらず、まずありません。

それにしても、想像を超える大変さに対応しきれない状況となります。

ただし、転職に踏み切ることは簡単ではない

自分だけ、夫婦だけなど大人基準で転職を考え実行するのでさえ、勇気と行動力が必要です。

その上、子育て中であれば、ハードルが高くなるのは当然です。

  1. 給与・・・・・収入ダウンへの不安

  2. 社内制度・・・制度があっても運用されているか不安

  3. キャリア・・・育休や時短ブランクにより通用しない不安

  4. 人間関係・・・突然の有休や早退などに寛容か不安

  5. 保育園事情・・送迎しやすいか、新しい園になじめるか不安

1.~5.まで、すべてが満たされていないなら即転職したほうがよいと思いますが、なかなかそれもないでしょう。

(1.~5.まで満たされない職場で働いている方がおられましたら、コメントお願いします)

プラス、転職活動自体が負担な要素も多分にあります。

転職ではなく、キャリアシフトという考え方とは

ここから先は

1,748字

¥ 150

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?