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自伝14



小学1年生。

色んな幼稚園や保育園から生徒が集まる。
今まで知らなかったことを沢山知った。

ある日、あまり接点のない女の子のクラスメイトからお手紙をもらった。
意味のわからない言葉ばかりで、家に持ち帰った。
そこには、「ぜっこうしよ」と書かれていた。

当然「ぜっこう」を知らない小一の私は、祖父母に意味を聞いた。
小一でその言葉を使うことに驚いた様子だった。
詳しくは覚えていないが、祖父母は大凡の意味を教えてくれたと思う。

その時私は、「遊んだこともないのになんでこんなことを言うんだろう」と、感じたことは記憶にある。

余程私の素行が悪かったのだろう。
その絶交宣言をした子も、小一で髪の毛を染めたりしていた子なので、私みたいな性格とは合わなかったのだろうと今は思う。反発し合うような。

姉や兄がいる子も沢山居たので、今まで聞いたことの無い言葉や言動を、良いものも悪いものも初めて知る機会が多かった。

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