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水源を守る〜阿蘇の旅〜

先日、熊本の阿蘇に行ってまいりました。

熊本は言わずとしれた水資源の豊富な地域です。

熊本市の水道水は地下水でまかなわれているとのこと。(私の好きな北海道の東川町と似ています)

阿蘇のお水は超軟水で透き通ったようにとても美味しく、感動しました。

私たちの体はおよそ65%が水分でできており、お水が体をつくるといっても過言ではありません。

そんな綺麗なお水が豊富にある阿蘇には憧れます。

阿蘇神社境内にある御神水。不老長寿の水とも呼ばれている。わかる、わかる。

阿蘇神社は、肥後国一宮で全国に450社ある阿蘇神社の総本社です。

阿蘇神社の門前町には「水基(みずき)」と呼ばれる湧水スポットが14ヶ所もあり、自由に水を飲むことができます。

阿蘇山の雪どけ水が豊富に湧き出るスポットです。

阿蘇神社の前にある宮門前商店街
水基のひとつ「金脈の泉」
ちょっと裏に入ると、ジブリ系ワクワクスポットあり。こんな風景が好き。
風が通る神社が出現。
素敵な神社でした。

また、白川水源という環境庁の「名水百選」に選ばれるほどの美味しい水が湧き出る場所にも行きました。

常温14℃の水が毎分60tほど湧き出ており、熊本市の真ん中を流れる白川の源流となっています。

環境保全協力金で100円ほどかかりますが、水源の水は汲んで自由に持ち帰ることができます。

白川水源のお水も「角がまったくない」まろやかな味がします。

この水で珈琲やお茶をつくると、苦味や渋みがなく、体にスーッと入ってきます。

白川水源。透き通る場所。
水をくめる場所。
白川水源の源流

本当に美しい風景。

こうして美味しい水が飲めるのも、自然の循環があるからですね。

私たちの生活にも無関係ではありません。

この循環を人間の手で壊さないようにしたいですね。

真偽は定かではありませんが、日本の水源がどんどん買われているといいます。

みんなが「今だけ、金だけ、自分だけ」の考えを捨てて、長い目でみてベターな決断をし、わけあえる時代になるように、自分にできることをしていきたいと思います。

まずは、心に余裕が必要ですね。

ちなみにお世話になったペンションは、「アルムの森」という、ご夫婦で営まれている素敵な森のオーベルジュでした。

地元阿蘇の素材をふんだんに使用したフレンチのコースディナーやモーニングは絶品。

こんなに料理に向き合って食事をするのは久しぶりでした。

夫婦での幸せ時間を味わえました😀

宿泊レポを書きましたので、阿蘇にいらっしゃる際は、ぜひアルムの森で素敵なひとときを過ごされてみてはいかがでしょうか?👇


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