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階段と坂のまち「長崎」の常識
先日、とある用で長崎へ行ってきました。
長崎は博多から「特急リレーかもめ」と「西九州新幹線かもめ」を乗り継いで1時間20分ほど、そんなに遠くない距離でした。
長崎に着いてまず驚いたのが、山の上に家がびっしりと建っていること。
そう、長崎は全国でもめずらしい、平地の少ない都市なのです。
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車で行ける家もあれば、階段で登らないといけない家も多くあります。
至るところに階段や坂がある街。
なんでなの??
興味があり調べてみました。
一説によると、
・長崎は大きな河川が少ないため、平地ができにくい環境だった
・長崎は港町なので、他国との貿易や三菱重工の造船所の需要で人が多く訪れるようになったが、住める平地が限られているため、山の上を開拓するしかなかった
とのことである。
歴史って面白い。
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長崎の人はさぞや健脚なのでしょう。
地元の人にお話を聞く機会があり、聞いてみました。
【長崎の人に教えてもらったこと】
・健脚が多いかは、他と比べたことがないので分からない。
・階段生活はこれが当たり前なので、つらいとかはない(学校のグランドまで階段50段とかは当たり前だった)
・長崎は自転車に乗れない人が多い(乗る機会がない)
・隠れキリシタン(今は潜伏キリシタンという)は今も存在する
・結婚式やお葬式に行くまで、相手が仏教かキリスト教かわからないことが多い
👉相手の宗教に応じて、ご祝儀やお香典の袋を複数用意している
逆に長崎の人からすれば、電車に1時間以上乗って通勤することが驚きらしいです。
立地によって常識が変わるのはとても興味深いですね。。
階段の上の家は家賃も安く、人気があるそうです。
騒音問題も気にならない。
隣人との距離を置きたい人や子供連れの夫婦に需要あり。
足腰も強くなって、一石三鳥!?
住む環境が変われば常識も変わる。
今いる世界がすべてではありません。
そんな別の世界観に触れることができた旅でした。
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12時には教会の鐘とお寺の鐘が同時になるそう笑
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また訪れたいと思える素敵な街でした。
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