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【2020年春】美容系YouTuberになりたい人にオススメする機材リスト

YouTubeプロデューサーのりかです!
昨日こんなツイートをしました。

これは美容系YouTuberになりたい人にオススメする予算16万円の機材リストです。そこそこ良い機材を揃えてクオリティーの高い動画を制作したい人向けなので、予算は少し高めです。美容系チャンネルを作りたい企業さんなんかはこの機材リストかなりオススメです。

この記事ではこれらの機材を選んだ理由をツイッターよりも深掘りしてご紹介しますが、カメラ初心者&映像制作初心者向けの機材選定となっているので、機材に詳しい方などは別の機材を選んだ方が良い場合もあります。予めご了承ください。

※リクエストがあれば予算低めの機材リストも作ります。逆も然りで予算高めの機材リストも需要があれば。

キャノン EOS Kiss M・EF-M18-150 IS STM レンズキット 120,450円(税込)

まずはカメラとレンズ。カメラはキャノンのミラーレス一眼「EOS Kiss M」を、レンズはレンズキット(カメラとセット販売されてるやつ)の「EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM」を選びました。

EOS Kiss Mの特徴 ※YouTuber視点
・小さくて軽い
・バリアングル液晶モニター搭載
(液晶画面が回転できるので自撮りがしやすい)
・デュアルピクセル CMOS AF 対応
(オートフォーカスが高精度かつスピーディー)
・外部ステレオマイク端子装備
(外部マイクを付けることができる)

このカメラ単純に性能高いんですよ〜!

これまでKissというシリーズは初心者向けモデルという立ち位置で性能はそんなに高くない、という印象が強かったのですが、なんとKiss Mの性能は発売当初キャノンのハイアマチュアモデルのカメラと並んでしまったんです。

高性能なわりに価格が安く、自撮りができてAFがめちゃ早いので美容系YouTuberだけでなく様々なジャンルのYouTuberにオススメしたいカメラです!

▼EOS Kiss M・EF-M18-150 IS STM レンズキットで撮影している動画

EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMの特徴 ※YouTuber視点
・最短撮影距離が0.25m
(近くの物が撮れる)
・本格的な望遠撮影ができる
(ディズニーのショーとか余裕でミッキー撮れる)
・広角がちょうど良い

レンズキットのレンズはダメだ!みたいに思っている方も多いですが………このレンズはまじで超万能レンズで私も大好きです。

カフェで目の前にあるコーヒーを撮ることができるし、すごく遠くにいるミッキーも撮ることができるので、このレンズ1本あれば比較的なんでも撮ることができます。(ディズニー年パ持ちの妹にオススメしたらカメラとセットで買ってました)

美容系YouTuberってコスメのテクスチャーを見せたりするので最短撮影距離がかなり重要ですが、このレンズは被写体にけっこう寄れるので困ることはほとんどないです。目元や口元を見せたい場合もレンズを回せばかなりアップで撮ることができますよ。

スクリーンショット 2020-04-08 5.52.31

Manfrotto トラベル三脚 Element スモール 8,000円〜10,000円(税込)

次にご紹介するのは三脚です。めちゃめちゃ悩みましたがManfrottoの「トラベル三脚 Element スモール」を選びました。安い時は8,000円ほどで購入ができます!

Manfrottoは三脚マニアが最終的に行き着くと言われている超一流三脚ブランドGitzo(ジッツオ)と同じグループの会社なので、個人的には信頼できるブランドだと思っています。

美容系YouTuberは撮影中机を使う人がほとんどなので、机の上に三脚を置くことも想定してこの三脚を選びました。低くもできて(最低高36cm)高くもできる(全高143cm)そしてコンパクトなサイズ感(折り畳むと32cm)が特徴です。

クイックリリースプレート付属なので普通の三脚に比べてカメラの脱着がしやすく、そんなに力を加える必要がないので女性はめちゃめちゃ使いやすいと感じるはず!

また、自由雲台なのでカメラを縦にすることも可能。インスタ用の縦型動画も撮ることができますよ!

ちなみに、コストを抑えたい方は三脚のグレードを下げましょう。これがオススメです。

HAKUBAも有名な写真アクセサリーを販売しているブランドで、私もこの三脚はビデオライト用に使用していました。安物感はかなりありますが、安いので仕方がないですね(笑)

SHURE MV88+ ビデオキット 28,800円(税込)

最後にマイクをご紹介します。マイクはSHUREの「MV88+ ビデオキット」を選びました。

私はこれの一つ古い「MV88」というマイクを愛用しています。

知り合いの音楽プロデューサーにゴリ押しされて買ったのですが、かなり良いマイクです!めっちゃ良い!なんでみんなこれ使わないの?って感じです。

「MV88+ ビデオキット」と「MV88」の比較は公式ブログをご覧ください。

これはスマホに装着するタイプのマイクで、専用アプリの「ShurePlus MOTIV」を使って指向性やゲインレベルなどが設定できる高性能マイクです。詳しい説明をすると専門用語が多くなってしまうので割愛しますが、専用アプリを操作する動画を撮ったので是非ご覧ください。

青いエリアの音を拾うので、一人で喋るのか、インタビューのように二人の人が対面で喋るのか、などの収録環境によって設定(指向性)を変えてあげます。プリセットが4種類あるのでめっちゃ便利です。初心者でも使いやすい仕様になっています!

カメラではなくスマホに装着するので動画編集の際に動画ファイルと音声ファイルを合体させる手間がありますが、それでもこのマイクをオススメしたい理由があります。

それは、音声編集がめっちゃむずいから。

コストを抑えたい方はYouTuberの定番マイクRODEの「VideoMicro」でも良いのですが、私的には音声編集しないとキツイです。ホワイトノイズ(サーーーって聞こえるやつ)も少しあります。だけど音声編集めっちゃむずい。初心者はかなり厳しいと思います。

デジタルガジェットの製品レビューをしているアンソニーさんのレビュー動画が良かったので貼っておきます。

私が音にうるさいだけ説は大いにあるのですが、どんな環境で録った音もノー編集でクオリティーの高い良い音にしたい方はMV88+がオススメです。

自宅での撮影だけでなくiPhoneでVlogを撮りたい方とも相性抜群ですし、インスタライブなどの生配信も高音質でできるので、買って損はないマイクですよ!

さらに高価なマイクもたくさんありますが、かなり沼&好みが分かれるのでここではコメントを控えます。

まとめ

今回機材リストに照明を加えなかったのは、映像制作初心者の方にはめちゃめちゃ難易度が高いと思ったからです。それなら撮影に慣れるまで+収益化するまでは日中の一番部屋が明るい時間帯に照明無しの自然光だけで撮る方が綺麗に撮影ができて初期のコストも抑えることができると判断しました。
※部屋の間取りによっては自然光だけでは暗い場合もあります。

機材は本来、撮影環境や撮影するもの、つくりたい映像の雰囲気など様々な条件から選定するものです。一概に今回ご紹介した機材を買えば良いというわけではないので、機材選びに困っている方はTwitterでご連絡いただければ相談にのります!

法人の方はセツナクリエイション合同会社までお気軽にご連絡ください!(info@setsuna-llc.jpまでメールをいただけるとスムーズに対応できます。)

弊社では企業さんの動画事業立ち上げ実績が多数、他にも動画撮影指導や機材選定のお手伝い等しておりますので、どうぞ安心してご連絡いただければと思います!

それでは最後まで読んでくださりありがとうございました。機材選びは慎重に!

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