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HSPですが、なにか?

繊細気質の技術系アロマセラピスト、ゆきです。


自己紹介の通り、私は強度のHSP(Highly Sensitive Person)気質を持っています。

HSP専門カウンセラーである武田友紀さんの著書「『繊細さん』の本」などで、最近話題になっていますね。

HSPが世間に取り沙汰されるようになった昨年あたりから、芸能人の中でも、自分はHSPである、と公言する方が増えてきました。

代表的な方でいうと、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんでしょうか。


私自身も、幼少期から感じていた「生きづらさ」が、どうすれば「正すことができるのか」にいつも悩んでいて、昨年コロナ禍でひとりの時間が増えた機会に自分を見つめなおそうと、あれこれしていた時に「HSP」というものを知りまして。

動画などで専門家の話を聞いてみると、「あるある」「わかるわー」と共感できることがザクザク出てきて、試しにHSPテストをしてみたら、強度のHSPであることが発覚しました。
結果を四度見したわ。


色々意見はあります。

HSPという「都合のよいもの」に逃げてる、とか、「繊細気質」「敏感すぎる」と自分をカテゴライズすることで、自分が苦手なことやできないことを克服する努力を怠りたいんだろ、甘えたいんだろ、とか。思ってる人もいるし、口に出して批判する人もいます。

残念ですが、事実、HSPという名称を都合よく利用している人もいます。

実際、自分がHSP気質を持っていると気づく前まで、「頑張って直さなきゃ」「でもしんどい」を幾度となく繰り返し、潰れて動けなくなってしまったときは、周囲から「怠けるな」「甘えるな」「根性なし」と叱られて(言ってる本人は激励のつもり)、あぁ、こんなにまわりを困らせて私はダメな人だ、と自分を責めまくってました。

だから、自分が「人と違う」と悩んでいた感性が、実はHSPという生まれ持った気質による「ギフト」だと腑に落ちたとき、ようやく自分自身を丸ごと愛していい許可を得た気持ちになって、ほっとして、感謝しました。

それくらい、「私はHSPである」というラベリングは、私にとって大きな価値があります。


大きな価値のひとつとして、生きやすくするための「傾向と対策」を得た、というのがあります。

私は主に、武田友紀さんの「繊細さん」シリーズを参考にしています。

例えば「人といると疲れる」という悩みの対策として

・テレビ画面の向こうの人が話しているとイメージする
・相手との間に透明な壁をイメージする
・自分と相手の間に物を置く(境界線を引く)
・相手からできるだけ体を離す(椅子を後ろに下げる、半歩引くなど)

という提案があります。

私も人と一緒に過ごすことが嫌いではないのですが苦手で、大好きな人と一緒でも、大いに楽しんで帰宅した後は、その倍以上の時間をとって休まないと疲弊して動けません。

ネガティブな話ばかりをするエネルギー泥棒さん相手なら、なおさらです。

コロナ禍なので人と会うこと自体が激減しているのですが(それはそれで助かっている)この対策を知ってから実践すると、全身緊張して話を聞く必要がなくなったので、だいぶラクになりました。

特にすでに疲れているときや、エネルギー泥棒さんとどうしても会わなきゃいけない時は、「自分が安心できる場所をイメージした香り」を香水代わりにつけることで、見えないバリアを作るようにしています。

これは「香りと記憶の結びつき」を利用したものですが、嗅ぐことで一時的ですが気持ちがその場所に避難でき(というイメージ)、心の距離がとれ、安心感が生まれます。

自分の得意なフィールドで、敵キャラを迎え撃つ、ような感じかな。

ちなみに、私が安心できる場所は、近所にある森です。

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「自分が安心できる場所をイメージした香り」がどういうものか気になる方は、お声掛けくださいね。


HSPは5人に1人が生まれ持っている気質と言われています。

敏感すぎる、繊細すぎるという気質はいろいろ面倒ですが、おかげで感受性が高い、といったステキでラッキーな特質がいっぱいあります。

繊細さん、一緒にハッピーライフを送りましょ。


最後に、NHKの番組がHSPについて取り上げたサイトがありましたので、こちらをシェアしますね。

https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/451/


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