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【瀬戸内チャレンジャーアワード Vol.3】ファイナリスト Setouchi Clubさん

2022年10月8日(土)に、地方起業家等を対象にしたビジネスプランコンテストとビジネスマッチングイベント「瀬戸内チャレンジャーアワード Vol.3」の最終発表会を開催します!

このブログでは、その最終発表会に駒を進めた7組のファイナリストを順番にご紹介していきます!

今回紹介するのは、Setouchi Clubさんです。

もっと話を聞きたい!応援したい!と思った方は、ぜひとも最終発表会にもご参加ください!

〇自己紹介

◆西尾 秋生 / Akio Nishio
香川県在住。約30年間IT企業で営業をしており、”新しいビジネス”を担当していた。
その際にSetouchi-i-Baseを知り興味を持った。

◆久保 聖/ Satoshi Kubo
香川県在住。20年前に装飾ガラス工房の経営。
工芸品などに元々興味があった。現在は工場に勤めている。

〇今回アワードに参加した理由・背景は?

様々な工芸品のノウハウや情報はほとんどが職人さんが個々で抱えており、アナログの情報がたくさんある状況です。さらに、職人さんの数は減っており工芸品業界は衰退しています。

大手会社や都市部では少しずつデータ化が始まる一方、地方では職人さんの中で情報は止まっているのが現状で、国や県の情報として残っていません。そこで、工芸品に関するほとんどの情報をデータとして残し、次の世代や時代にも受け継ぎやすくしたいと思っています。

〇どんなビジネスプランを考えている?

まずは実績作りとして『庵治石×ガラス』を題材としたものづくりを始めたいです。石材業界は海外で盛り上がりを見せており、まずは海外への輸出を考えています。庵治石の海外進出をきっかけに業界が再復興し、職人の減少や衰退を止めるきっかけになれればと思っています。

庵治石での実績作りの後は、他の工芸品に移行し、職人さんの中だけで止まっている情報や技術をデータとして残していきたいと思っています。最終的には職人さんがいなくなったとしても復興できるようにデータを残していきたいです。

〇今回のプレゼンを誰に聞いてもらいたい?

西尾さん
国や自治体、大学、住民など様々な人に聞いてもらいたいです。
私たちのプレゼンをきっかけに工芸品のデータ化に興味を持ってもらいデータとして残すことの大切さを知り、そして、集めたデータをただのデータとして残すのではなく、地方の宝として残していってほしいです。

久保さん
職人さんに聞いてほしいです。
職人さんの中だけでノウハウを抱え込むのではなく、新しいものとのコラボなども考えるきっかけになればと思っています。また、私たちのような部外者だからこそ昔の文化やルールを取り払った新しい試みをすることができると思うので私たちが率先して物事に取り組み、新しいことをしたい職人さんの受け皿になりたいです。

〇最後に今回の意気込みをどうぞ!

西尾さん
現在、アナログがたくさん残っているのは我々の世代がデジタルのデータを残してこなかった世代的な責任もあります。今後、若者が何か始めたいと思った時に使えるデータを集めていきたいです。

久保さん
職人さんが意志を変えるきっかけにしたいです。
今後、職人さんの技術を途絶えさせず、データとして技術を保管できるようになればと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか?

「チャレンジャーのことをもっと応援したい!」と思った方はぜひ10月8日(土)に開催する「瀬戸内チャレンジャーアワード Vol.3」へご参加いただき、チャレンジャーの熱いプレゼンをお聞きください!

◆瀬戸内チャレンジャーアワード Vol.3
日程:2022年10月8日(土) 14時-17時
場所:Setouchi-i-Base(情報通信交流館BBスクエア)



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