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2024年からの、瀬戸内サーカスファクトリーの事業と目指す未来②

【”コモンズ”としての瀬戸内サーカスファクトリー〜はじまりの話】

”コモンズ”という語は、”共有地”などと訳される、近年注目される考え方です。誰もが参加でき、個人に所属しない、共有地、共有知です。

最近、瀬戸内サーカスファクトリーの活動コンセプトのひとつは”コモンズ”ではないかと思い始めました。
コモンズとは”公共性”とも言い換えられると思いますが、誰か個人や個別の団体に属さない、けれども、そこに関わる人には責任があります。
共有地をしっかりと守り、豊かにしていくことが求められ、その限りにおいては、誰でも参加ができるのです。

瀬戸内サーカスファクトリーは、2012年の活動当初より、「地域とつくる新しい文化」を掲げてきました。

田中の瀬戸内移住から14年目、2024年春の瀬戸内サーカス ファクトリーは、過去最高に「地域とつくる」を面白がり、理屈じゃない”愛”を、地域と育んでいるような実感があります。

最初からそうだったわけじゃありません。

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瀬戸内サーカスファクトリーは現代サーカスという文化を育て日本から発信するため、アーティストをサポートし、スタッフを育てています。まだまだ若いジャンルなので、多くの方に知っていただくことが必要です。もし自分のnote記事を気に入っていただけたら、ぜひサポートをお願い申し上げます!