【いってらっしゃい】長期インターン生の旅立ちと、これから。
こんにちは、まみこです。
出会いあり、別れありなこの季節。瀬戸内サニーでも初めてのインターン生が卒業をし、就職のために大阪に旅立ちます。
今回は、これから旅立つインターンに、瀬戸内サニーでの経験や就職活動のこと、将来のことなどをインタビュー。あんなことやこんなことまで正直に吐かせ・・・語ってもらいました!
瀬戸内サニーでインターンをすることになったきっかけは?
大学2年の夏休みに、大学の先輩の紹介がきっかけでカメラマンとして入りました。実はもともとサニーさんのことは知っていたんです。YouTubeが好きなので普段からよく鑑賞していて。だから声をかけてもらった時は興味もあったので迷わず「やります。」と言いました。最初はひたすらお祭り動画を撮影していました。
もともとアルバイトで入ったのですが、楽しくで続けていくうちにサニーさんから「ちゃんと契約をして、インターンとして一緒にやろう」と言ってくれて。高松南新町商店街にある、「南珈琲」で契約を結んだのは今もハッキリと覚えています。
それにちょうど就職を考える時期とも重なっていてたんですよね。テレビ局志望だったこと、自分一人でこういったお仕事に関わることは難しいと感じていたこともあり、すでにお仕事としてやっている方のもとでインターンとして働けるのはとてもありがたかったです。
ぶっちゃけしんどかったことってある?
しんどかったことは、それはそれはもういーーーーっぱいありますね。(笑)
カメラマンとして入ったので、黄色い全身タイツを着たおじさんと、人が大勢いる高松の中心街へ「祭りだ!商店街だ!女子高生だ!」と突っ込んでいくというところへの抵抗感がすごかったです。(笑)
体力的にしんどかったことと言えば、断然タピオカ動画です。オープン前のタピオカ屋さんの前で、タピオカの妖精前日から並び一夜を明かすという、めちゃくちゃハードな企画をやりました。
ただ、僕は就職先としてテレビ業界、しかも制作側を目指していたので、「これを耐えられないとテレビ業界にいけない!」という特殊な追い込みをしやすかったですね。だからいつもカメラを回しながら「ココで逃げたら俺は終わりだ!」と自分を鼓舞していましたね、「俺頑張れ!」って。……これ参考になりますかね、hahaha!
あとは、一見キラキラしているように見えて、とても地味な部分が多いということ。
企画会議で撮影内容を考え、長時間の撮影をしたあと膨大な量の編集、そしてまた反省や分析を繰り返しながら次に繋げていく。これだけでも瀬戸内サニーの仕事の一部。だから表に出ている面はごくごく一部なんですよね。でもそれってどんな仕事にも言えることなんだ、と知れたのは良かったと思っています。
瀬戸内サニーで働いて得たことや学んだことは?
それについては大きく三点あります。一つ目はYouTubeの裏側というクリエイティブ部分と、ビジネス感覚の両方が身についた、ということ。特に就職でうまくいったのはそこを得られたのが強く影響していると思いますね。
二つ目は、プロジェクト作りの観点を学べたこと。瀬戸内サニーをYouTuberがいる会社として捉えたというより瀬戸内サニーとしてのプロジェクトをつくる会社と捉えたことで、社会においていろんな発想を持つこと、アイディアを出すことができるようになりました。
三つ目は、香川県の小中学生から県知事まで、幅広い人脈づくりができたこと。
撮影がきっかけで普通の大学生をやっていたら絶対に出会わない人たちと繋がっていきました。その中でもやんちゃな子の心の綺麗さや、実は熱くて頑張っている姿を見て、自分の中の勝手な偏見も無くなったんですよ。そんなことも含めて、自分の人生にとって本当に良い経験になりましたね。
でも、どれもこれも社長に近いところで働けるベンチャーだったからこそ得られたり、学べたりしたことなんだとようやく実感しています。
就職活動に関してどうだった?
どの面接に行っても社会人みたいだねって言われることが多かったんです。ビジネスの基礎が備わった動画編集ができる新卒の子、という扱いで。まだまだ足りないし甘いところもあるけど、それを伸び代と捉えた上で、希望のテレビ業界から採用を何社かいただけたのだと思っています。
それはやっぱり、さっき言ったYouTubeの裏側というクリエイティブ部分と、ビジネス感覚の両方が身についたというところが大きく影響していると思います。
あとは、これまで出会った人の影響がとにかく大きくて。特に動画編集の師匠であるたくまさん。動画公開後にたくまさんから編集について、とても細かく指導いただきました。動画を数秒ごとに止めながら「この編集にはこういう意図があって・・・」と手取り足とりフィードバックしていただいて。
そういう指導を受けることで、今の自分とトップクラスのクリエイターとの距離感を図りやすかったというのもあります。それが就活において「他の大学生に負けないように」というより、就活は一つの過程であって「その後のなりたい自分」を想像しやすかったんです。そういった部分が面接官も僕の話を聞いていて、腑に落ちやすかったのかな?と想像しています。
ただ、こういった思考を持てるようになるは、やっぱり自分一人じゃ絶対に無理でしたね。そして何より、僕の夢を応援してくれて、就職活動に寛容だったのもありがたかったです。実働期間は2年もないのですが、本当にいろんなことが凝縮された濃い期間でした。
これから長期インターンをやりたい人へ
自分の意見が反映されやすい会社なので、まずはどんどん発言していってほしいですね。正直、僕がこんなことを言うのはおかしいかも知れませんが……僕の同年代って受け身な子が多く、他人が変わることを期待している傾向があると思うんです。でも、社会ではそれが通用しません。
長期インターンは、入った会社に実績を与えてもらうのではなく、世の中のお金の流れやビジネスの仕組み、人との繋がりを自分から獲得しにいくという気持ちでやっていくことをおすすめします。そうすることで就職にも良い影響を与えていくのではないかな、と思っています。
結果、瀬戸内サニーによって、高知のど田舎から出てきてピカピカの真っ白だった自分から(笑)、今の自分が形成されていったのだと思っています。
とはいえ、僕もまだまだこれから!大阪の大都会と言われる場所に家を借りて、いよいよ始まる社会人生活にドキドキしています。またいつか瀬戸内サニーの卒業生として、活躍を報告できるよう頑張っていきたいと思っています。
最後に。
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