京都のさんぽ道を1年間撮り続け、写真集にしました。【紙の写真ってやっぱり良い】
2023年4月
6年間の京都での暮らしを終えて、地元の愛知に帰ってきました。
特に京都最後の1年間は、どこへ行く時もカメラを持って出かけました。
2022年3月から2023年3月の期間で撮り溜めた写真を一冊の本にまとめました。ほとんどが朝の散歩中に撮った写真ですが、仕事帰りにたまたま撮った写真もあります。
1年間でかなりたくさんの写真を撮りました。途中でMacのストレージがいっぱいになって、写真をデータで残すことの意義について考えはじめました。
たくさん写真があってもデータだとなかなか見返しません。
「やっぱり見返す時は紙だな〜」と思い、京都を離れたらこの写真たちを1冊の本にまとめようと決めました。
出来上がった写真集は120ページもあるんですが、その中でも特に気に入っているページを抜粋してここに載せます。
スマホやパソコンの画面以外で写真を見るのはやはりいいですね。目に優しいですし。これ以上視力落ちたらヤバいですし。
それから「写真に触れられる」っていうのはやっぱりいいです。
写真集を作ってみて思ったのは、紙に印刷して残すところまで考えると写真の撮り方が変わってくるというところでした。
ところどころピントが甘かったり、ブレてたりするんですがあまりそこは大事じゃないなと。
カメラもRICOHのGR IIIx一台だけで撮りました。
このサイズで印刷するならGRで全然いけちゃいます。
このカメラ、とにかく小さくて軽くて写りもいいので、写真集作ってみて改めて超ヤバいカメラだなと改めて思いました。
写真集を作ると、「どういう組み合わせで写真を配置するか」考えることになります。
学生時代、CDに好きな曲を入れて友達にあげるのとか好きだった人は結構この作業ハマると思います。
それから、写真集に載せているのはほぼ早朝の写真です。頑張って早起きして撮りました。(夕方に撮った写真も少しだけあります。)おかげで1年間早寝早起きがはかどりました。
僕は朝の景色が好きです。朝に撮った写真は色がとても綺麗だからです。
フィルターとかレタッチとかで色味はいくらでも調整できてしまうんですが、できるだけ自然の光の美しさを大切にしようと思いました。
写真集のタイトルですが、かっこいいやつにしようかとか色々考えてたんですが、別に出版するわけでもないのでシンプルに「京都」にしました。かっこつけるとなんか後々恥ずかしくなってきそうで。
1年間通して同じ場所を撮影するのは楽しかったですね。
同じ場所でも天気や季節で全然違う写真が撮れるので、めちゃくちゃ飽き性の僕でも全然飽きなかったです。
この写真集の中でも大雪が降った日の写真はかなり気に入ってます。
紙にすると写真に愛着が湧きます。
紙の写真はいつか汚してしまったり、日焼けして色褪せてしまったりする日が来ると思いますが、まあそれもアリかなと思います。
今年はとても桜の開花が早く、最後のページを桜の写真で終えることができてよかったなと思います。
また、マガジン『京都のお散歩夫婦』の連載もこれで区切りとなります。いつも皆様のいいねとかコメントとか、本当に励みになってました。ここまで読んでいただいたみなさま本当にありがとうございました!
いつも応援してくださり、ありがとうございます😗