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日本陸上競技選手権大会に挑み続ける

私のnoteの大部分は山田の視点からの記事になります。田阪亜樹(せとなみTRACK CLUB)についての内容は本人からの代筆などではなく、山田が田阪選手とトレーニングを共にしている中で感じた内容を書き残しているものになります。

第104回日本選手権陸上競技選手権大会

2020年の10月1日~3日に新潟市デンカビックスワンスタジアムで行われます。田阪亜樹(せとなみTC)は10月2日(土)14:50~行われる女子800ⅿ予選に出場予定です。予選は3組で編成され、各組2着までか決勝進出、それ以下のトップタイム2名の計8名が決勝進出になります。

昨年、福岡で行われた第103回大会では、予選2組3着2:05.97細井衿菜(慶応義塾大・愛知)選手のタイムが決勝進出のラインタイムとなりました。

田阪選手は同組5着2:10.09であり、細井選手に先着していれば決勝進出できていたであろうというチャンスは与えられていました。

私が知る限り、昨今の女子中長距離種目は日本陸上界最高のレベルにあるのではないかと思っています。女子800ⅿの決勝ラインが2分5秒台となることは初だったのではないかと思います(詳しい方がおられましたら是非教えて下さい)。

そんな猛者と戦える喜びや自国開催のオリンピック、東京2020大会に向かって競技ができる特別感は今この一瞬しかないと思っています。こんな歴代最高の選手たちと勝負できる最高の舞台で力のある限りは挑み続けたい。

今年の日本選手権は3000ⅿSC以上の距離の長距離種目は12月4日に大阪長居で行われます。別日になることで分散して参加できるため好記録連発の田中希実(豊田織機TC)選手が800mにエントリーする等、更なる注目と盛り上がり、記録更新の可能性が予想されます。

女子800mのエントリー人数は25名。その中で田阪選手は25番目となります。ただ一人でも多くの選手より速く走り、日本選手権決勝を目指します。

尾道のスポーツクラブから日本選手権に挑む

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田阪選手は私が運営するセトナミスポーツクラブという総合型地域スポーツクラブでコーチとして一緒に活動していただいています。未就学児から小学生低学年向けのレッスンや、陸上競技の中長距離レッスンを任せています。

ちびっこたちは亜樹コーチがどんな試合でどんなチャレンジをしているのかよくわからないのでただのお姉さんコーチになっています...w

陸上競技をメインにしているクラブの中高生にとっては現時点もそうですが、この先に見えてくる世界で実際に戦っている人と同じ時間を過ごすことがこの上ない貴重な時間になると思っています。先頭を走り切り拓く人がコーチでもあるということが大切であると個人的には思っています。

現に、クラブ創設当初の選手は大学生になりいよいよ日本選手権を目指して競技を続けています。また、それに加えて高校生や中学生も今年の各カテゴリーの全国大会(日本GP/U20/U16)に出場します。小学生の全国大会は中止となってしまったので…全カテゴリーとはいきませんでしたが、クラブ関係者の2020年シーズン終盤の全国大会の活躍を祈っています。

私たちが住む広島県から日本選手権に出場する限り少ない選手の一人として、地方からクラブチームでも、チャレンジしている姿を魅せて残せたらと思います。

成し遂げたいこと

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日本選手権の舞台で、決勝進出・自己記録更新を目指して勝負をしてきます。おそらく、昨年同様のレベルが予想されるので決勝進出ラインは2分5秒台となります。こんな強烈な強さの日本選手権で挑めること、コロナ禍で思うように競技ができなかった方々の分までレースができることへの感謝を込めて、全身全霊で800mを走ってきます。

田阪亜樹選手へのご声援どうぞよろしくお願いいたします!

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