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せとものについて話しましょう

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「せともの」の語源は「瀬戸で作られたり焼き物」。 その瀬戸市で代々陶器屋をやっています。 瀬戸焼について知ってほしいこと、楽しむためのヒント、瀬戸の街のことなど、ぼちぼち書い…
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#磁器

#01 初めまして せとものについて話しましょう

#01 初めまして せとものについて話しましょう

note始めます

 2006年からメールマガジンを続けてきました。せともののこと瀬戸のことなど、毎週1回土曜日配信「瀬戸だより」として、17年間で870回を超す配信を行ってきました。我ながらよく続いたものだと感心します。
 ひとまず、当初書きたかったこと、やりたかったことは済んだんじゃないかと思い、そのメールマガジンは定期配信を終了することにしました。残された大量の過去の文章は何かの形で活かしな

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#13 窯神神社に行ってみよう

#13 窯神神社に行ってみよう

 せともの祭は窯神神社の祭礼にあわせて廉売市を行なったのがはじまり。その窯神神社には磁祖・民吉が祀られています。
 加藤民吉の誤解されがちな九州修行は前回書きました。

 意外と瀬戸の人でも行くことがないかもしれないですが、やっぱりせともの祭前にはお参りしておかないとね、ということで、ちょっと窯神神社まで出掛けて来ました。

 名鉄瀬戸線の終点、尾張瀬戸駅降りて駅裏手に進みます。北側の丘の上、こん

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#12 瀬戸の磁祖・加藤民吉の修行を誤解していないか?

#12 瀬戸の磁祖・加藤民吉の修行を誤解していないか?

 瀬戸のせともの祭はもともと9月の窯神神社の例祭にあわせて廉売市を開いたのが始まりでした。窯神神社はちょうど名鉄の尾張瀬戸駅から北に見える小高い丘の上に鎮座しています。そこには磁祖・加藤民吉が祀られています。
 以前にも書きましたが、瀬戸は陶器も磁器もどちらも生産出来る稀有な産地です。陶器の技術を中国からもたらしたのが陶祖・加藤景正(藤四郎)とされ、九州から磁器の技術をもたらしたのが加藤民吉となり

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